12/03 ~ 12/9 の公演記録 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

■12/5

□りゅ~とぴあ ワンコインコンサート
チェロ:新倉瞳さん
ピアノ:佐藤卓史さん

人気の新倉さんがワンコインに登場ということでお客さんも非常に多かったです。
で、特筆すべきは普段のの公演よりも1階の前方席の埋まりが非常に早かったですね。
(そういう私もその一人ですけど)。

演奏は当然ながらお見事です。
音もよければやっぱり演奏する姿も非常に美しい。
聞きなじみのある小品から、チェロ協奏曲およびバロックなどなど幅広い内容でした。
ただ演奏の貫禄というか落ち着きとはうってかわってトークは非常に親しみやすいのもまたいいですね。

終演後にはサイン会も参加してきました(笑)。

(りゅ~とぴあ 500円)

■12/8
□冬の午後のコンサート ~ロマンティックが止まらない~

フルート;Flute duo Parfaitさん
(市橋靖子さん、本間千鶴子さん)
ピアノ:品田真彦さん

フルート:アンサンブルメールネージュさん
(明間奈々江さん、平松文子さん)
ピアノ:斉藤愛子さん

毎回テーマを決めての素敵なフルートの演奏会。
以前には通常のフルートではなくバスとかアルトとかいろいろな種類を使った公演も印象深いですが、今回はロマン派の曲集。
ということで、どちらかというとオーソドックスな印象でしょうか。

でもその分、ソロだったり、デュオでの音色の違いを感じることができるのも楽しかったですね。

また会場が音文練習室というのもなかなか面白い。
クラシックストリートなどでは良く使われますが、通常の公演ではなかなかありません。ただ密室度が高く純粋に音を楽しむ分にはいいですね。

素敵な演奏会でした。

(音文練習室13 1500円)

■12/9
□高校演劇発表会「PLAY」 A日程。

新潟市内の高校の演劇発表会。
朝の9:30から開演でこの日は計7校の上演があったのですが、私は途中抜けなどをしたりして
豊栄、新潟南、新潟江南、万代高校の4校をみることができました。

上位大会につながる大会ではないということもあるのかもしれませんが、コメディ色が強く自由な演目が多かったような気がします。
(ただの偶然かもしれませんが)。

どの学校も高校生らしく、元気の良いというか楽しい演劇でしたけど、特に豊栄高校。
こういった発表会にしては珍しく、短めの演目2本だったのですが、ステージ上はお一人だけで雰囲気の違う作品を良く演じきっていました。
なかなか難しいと思うんですけどねぇ。

特に1本目の「QA」は本家のお笑い芸人のネタといわれても通用すると思いました。面白かったです。

(音楽文化会館 無料)

□中央高校音楽科 第21回定期演奏会

中央高校音楽科のこの1年(3年生それも第2部で独奏を演奏する人にとっては卒業演奏会を除けばこの3年間)の集大成といっても良いでしょうね。実際にいい演奏会でした。

まずは第1部のオケ、合唱それぞれ単独の演奏ですがオケ(特に弦楽器)は高校に入学してから始めた人が多いようですけど充分まとまりのあるいい演奏でしたし、合唱に関しては中央のレベルの高さがよくわかりますね。また第3部のオケと合唱合同での「メサイア」も、1つの学校の生徒さんだけでこれだけのオケと合唱をみせてくれるというのが本当に素晴らしい。

ただ、そうはいっては個人的にはメインは第2部の今年を代表する皆さんの独奏。ステージ上での所作も含めて非常に立派な演奏です。

個人的には特に筝の独奏をされた古木さんが迫力もあって特に印象に残りました。お見事でした。

(県民会館 無料)

□劇団@nDANTE「ガトリンガール」

この日は午前中の9:30から高校演劇を見たりしていましたが、夜はえんとつシアターで @nDANTE さんの「ガトリンガール」。

主役の方を始めとして出演者の演技はしっかりしているし、それ以上に舞台セットとか照明、音響などなども非常に練りこまれていますね。
それだけしっかりした実力のある劇団さんなんだな~というのは伝わってきますね。

またそれ以上に見てとれたのは、劇団全体で「お客さんをいかに楽しませるか」というのを良く考えているな~、というのがわかりやすく伝わってきますね。

開演前にロビーで屋台的にいくつかアトラクションが準備されており出演者とわちゃわちゃ楽しんだり、公演中も定番のネタ? とか内輪的なネタもふんだんに盛り込まれており、笑いも頻繁におきていました。

・・・ただ、個人的にはそういう内輪ネタ的なことが全然わからずに「ここで爆笑なの?」とか逆にさめてしまったり、開演前のアトラクションに参加するほどの若くもない(汗)ので見ていただけですけど。

個人的にはそういった意味でちょっと引いてしまった部分もありましたけど、楽しい人には本当に楽しい公演だったと思いますし、そういうホスピタリティにあふれた劇団さんというのは間違いなく尊いと思います。


ただ、個人的には次回作とかはコメディ色を薄くして、もうちょっとシリアス系の演目が観て見たいな~、というのも事実でした。

(えんとつシアター 1500円)