去年初めて観て「すごい」と感動したアプリコットの公演。
コンサートホールでのチャリティコンサート終了が、
16:10頃で、そのまま16:30開場のアプリコット公演（劇場）の、
待ちの列が結構できていたので、そのまま列に並ぶ。
それにしても、
やっぱりいいです。
正直私は「星の王子様」に関しては、
題名と「原作がサンデグジュベリさん」であること、
以外はあらすじ含めてまったく予備知識がなく（汗）、
それゆえに、題名から受ける印象と、
実際のストーリーとのギャップに戸惑ったり、
ギャップに戸惑うだけでなく、
哲学的な感じの内容を把握しきれているとはいえず、
個人的な好みとしては、
去年の名犬ラッシーのようなわかりやすい方が好みだし、
演出的にも、
「星の王子様」は「名犬ラッシー」に比べると、
ダンス的な要素が薄くなっており、会話劇的な印象が強くなっているな、
と、そういう部分でも、個人的には名犬ラッシーの方が好みだな、
とかありますが、
・・・
そんなことがあっても、
やっぱり終わったあとには「感動」してしまうんですよね。
会話劇的な部分は強くなっている分、
特に主役のお二人のセリフの量はものすごいことになっているよな、とか、
役を持った皆さんの演技力に驚き、
役を持たない大勢の皆さんの息のあった動き、フォーメーション変化、
もちろん、合唱というかミュージカル的歌唱も素晴らしいし、
いや、本当にはずかしながら、
終演し、幕が閉じる辺りは涙がでそうになってました（汗）。
いやはや、本当に素敵な公演でごさいました。
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ピアノ（野瀬珠美さん）、
ヴァイオリン（加藤礼子さん）、
チェロ（渋谷陽子さん）
の生演奏も贅沢ですよね。
正直、これを聴いているだけでも、入場料700円の価値あり（笑）。
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プログラムの出演者を「知っている人がいるわけないよな」と
思いつつ、眺めていると、
県コンで声楽高校生の部で優秀賞を獲得した「塙さん」を発見。
確かに、声楽ということを考えると、
ジュニアだと合唱団ではなく、こっちのアプリコットの方が
近いものがあるのかな？ とか思いましたが、
ジュニア合唱団も公演では演劇とかダンス要素もたっぷりだし、
まあどんなきっかけでも、若い人の才能が伸びるというのは
素晴らしいことです。
でも、そうやって意識して聴いてしまうかもしれませんが、
合唱の中でも、ときおり素敵な男声が聴こえてくるのは、
塙さんかな～、なんて思ってしまいますね。
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私がみた公演（16日 17時の回）は、主役のお二人は男子。
ただ、主役のお二人はダブルキャストで女子の回もある。
女子の回を観ると、それはそれで印象が変わってくるんだろうな～、
なんてことも思いましたね。
（りゅ～とぴあ 劇場 前売り700円）