XIII番の魔符詠姫2 | 一迅社文庫編集部のブログ

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XIII番2カバー

XIII番の魔符詠姫2 (一迅社文庫)/一迅社
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■あらすじ
互いの正体を知り、折り合いをつけて共に生きていく道を探ることにしたキリクと紅葉。
しかし、他の魔符詠姫たちにとっては今もヴァンパイアは敵であり、タロットソーサレスのマコトにとってもそれは同じ。
ヴァンパイアを倒すべく夜の町を疾駆するマコトと、追いかけっこを繰り広げるキリク。
そんな彼女たちの前に現れたのは、キリクのかつての戦友でありやはりこの世界へ来たときにヴァンパイア化していた良人と、爆発物を自在に操る新たなタロットソーサレスの情け容赦ない攻撃だった。
激化する両者の戦いの中、争いを避けようと奔走するキリクと紅葉は、タロットソーサレスたちのリーダー空音の口から意外な真実を教えられ……。


■主な登場人物

キリクキリク
平行世界からやってきた反動で人間の血を吸わないと生きていけない体質となった少年
ヴァンパイアたちの天敵、タロットソーサレスの紅葉とは友達以上・恋人未満の関係になりつつあるのだが……

紅葉紅葉
XIII番の<死神>のタロットソーサレス。
魔力を得た代償として人間的な感情が希薄になっていたが、キリクと触れあうウチに本来の感情を取り戻しつつあり、ポーカーフェースながらも内心では激しく動揺したり、キリクとの付き合いかたについて真剣に悩んだりと表情豊かに。

マコトマコト
<正義>のタロットソーサレス。
魔力を得た代償としてタロットソーサレスへの変身時には正義を追求するあまり、やたら好戦的になったり、乱暴・粗雑な行動をとってしまう。
キリクと紅葉のことを知るウチに、ヴァンパイア自分が戦うべき相手なのか疑いを持ち始める。

シエラシエラ
キリクの妹で、やはり平行世界からきたことで吸血鬼化している。
兄に恋人らしき存在ができたことを喜ぶ一方、自身も紅葉のことを姉のように慕っている。
日常では無邪気な顔を見せる反面、キリクたちも知らないこの世界の真実を察しはじめている気配がある。

新たなタロットソーサレスは爆弾を操り、圧倒的な攻撃力でキリクたちを追い詰める。

人間らしい感情を取り戻しつつある紅葉は、ある日、キリクを屋上に呼び出した。その後ろ手に隠したものの正体は……。

ということで、XIII番の魔符詠姫(タロットソーサレス)2は6/20発売です。
未読のかたはぜひ一巻と合わせてお買い上げいただけると幸いです(T澤)



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