それはさておき、ではとりあえずサイン本の締め切りが迫っている瀬尾つかささんの分からでもご紹介を。
『魔導書が暴れて困ってます。まぁ、どうしよう!?』
- 魔導書が暴れて困ってます。まぁ、どうしよう!? (一迅社文庫 せ)/瀬尾 つかさ:作
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絶海の孤島、六道島で、巨大な古い図書館を囲むようにつくられた全寮制私立高等学校、六道学園。その実態は異世界の魔導書を秘密裡に保管する、現代の魔術師たちの聖域であった。主人公、真崎謙児は魔導書を巡るトラブルに巻き込まれる!
……というのは真面目なあらすじですが、かみ砕くと、放課後に謙児が学校をうろついてたら稀代の美少女魔術師イリーナの妹のほうと偶然出会い魔法の才能を見込まれ、イリーナのパートナーとして一緒に別勢力の魔法使いと戦ったり、封印を解いて図書館から逃げ出した意思を持つ魔導書が起こしたトンチキな事件を解決したり、イリーナに予期せぬセクハラを働いたりする、愛と魔法とセクハラに溢れたコミカルストーリーです。
■主な登場人物
伊佐木イリーナ(いさき・-)
本作のヒロイン。魔道の名門「伊佐木家」の中でもとくに稀代の天才と呼ばれるほどの腕と、そして謙児が見惚れるほどの美乳の持ち主。
妹が連れてきた謙児の率直(胸大きいと口走ったりする)な人柄に奇妙な親しみを覚えて、初めての友達になってもらうのだが……。

両親の都合で六道学園に転入してきた少年。ある特殊な魔法の才能を持っていたことからイリーナの妹、冬菜に見込まれてイリーナのパートナーになる。
ひっこみじあんではないものの昔からなぜか友人ができにくく、動物たちからも逃げられてしまうほどの何かがある。
今度の転校で心機一転、高校生活でたくさん友人をつくるのが目標だった。友達がいない同士ということもあり、イリーナとは意気投合。 新しい目標は、イリーナの胸を揉むこと?!
伊佐木冬菜(いさき・ふゆな)
イリーナの妹で、彼女も伊佐木の血を引く魔術師。
相当な魔力の持ち主だが、イリーナには及ばないため、サポートに徹するタイプ。
黙っていれば清楚な黒髪ロングの大和撫子だが、口を開くと結構な耳年増。
才能はあるし外面はいいけれど肝心なところで引っ込み思案の姉イリーナのことをいつも心配しており、ひょんなことから自分とリンクをした謙児を姉の彼氏にしようとこっそり画策しているのだが、徐々に自分も謙児のことが……。
しかし謙児が送ったメールの肝心な文面ときたら……
すべては、この冬菜の突然のキスから始まる。リア充爆発しろ?!
本気を出せばすごいんです! なイリーナさん。しかし日頃の彼女はといえば……。
おっちょこちょいでナイスバディなイリーナさん。彼女とその胸に一目惚れした謙児はイリーナの胸を揉むことができるのか!?……ではなかった。イリーナたちは図書館から逃げ出した魔導書をすべて回収できるのか!
いつもの瀬尾つかさとはひと味もふた味も違う『魔道書が暴れてこまってます~』、ぜひ買って読んでみてください。
なお、今回はサイン本の他にも、まんが王さんとゲーマーズさんでは、下記のような特典が付きますので、こちらもぜひぜひ(T澤)