朱門優には友達が少ない | 一迅社文庫編集部のブログ

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ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫)/朱門 優
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の著者、朱門優さんの新しいゲームブランド「メフィスト」が立ち上がり最新作『天使の羽根を踏まないでっ』が公開 されましたけれど、スタッフ一覧を見て思わず「朱門さん、どれだけ友達いないんですか!!」とツッコミを入れてきたT澤です。

なぜ私がそんなツッコミを入れるかというと、ほしまるさんと樋口さんはまず昔から朱門さんのお知り合いですし、ロゴの木緒さんは一迅社文庫のアネモイ・シリーズで紹介した縁でというのもまあいいでしょう。
でも、原画:蛇足せんたろう さんは……。

実は蛇足さんってアネモイの企画スタート時に挿絵候補の一人として朱門さんに紹介した経緯があったのです。「なんでそんなに狭い範囲内で企画まとめてるんだ」と、それで思わずズッコケました。
そのことを朱門さんに言ったところ、「僕の交友関係の狭さを甘く見るな!」と勝ち誇られてしまいましたが、本当に、朱門さんはそういうのをもうちょっと何とかしましょうよと思います……。
とはいえ蛇足さんのイラストはいい意味で味わいがありますので、応援しております。

ところで、アネモイ・シリーズといえばイラストの鍋島テツヒロ さん
先月から今月にかけて、鍋島フィーバーと言うべきでしょうか、メガミ文庫さんとファミ通文庫さんから立て続けにイラストを担当している本が出ていますので、興味のあるかたはぜひ鍋島さんの応援がてら買って読んでいただけると幸いです。
倒錯クロスファイト (メガミ文庫)/内田 俊
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犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫)/更伊 俊介
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クロスファイトはアイデアとフェチネタで勝負のユーモアある作品ですね。
そして、T澤的には後者の犬とハサミ~が特に楽しめました。

事件現場で美女を庇って殺されたら、人間としての意識を保ったまま可愛いミニチュアダックスフンドとして生まれ変わり、しかもテレパシーで自分が大ファンの美人小説家とだけお喋りできるようになっていて、そんな縁で彼女の家に飼われることになって……。
作家の彼女の家で三食昼寝付き、もちろん本も読みたい放題、欲しい本があれば彼女からお小遣いをもらって買ってくることも可能。さらに、本に飽きたら彼女が話し相手になってくれるし、ときどきハサミで突かれたりと適度な虐待もしてくれるって、最高に理想的な生活じゃないですか! ヒモ生活だけど人間と犬、ご主人様とペットだから面倒な男女関係もないし!

と言ってたら、その感想を聞いた川口士さんから「そんな読み方してる時点で最低ですね」と怒られました(T澤)

余談ですが、『千の魔剣と盾の乙女2』も三月に発売予定なので買ってください!
一迅社文庫編集部のブログ-千の魔剣2カバーs
千の魔剣と盾の乙女2/川口 士
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