『円環のパラダイム』発売中です | 一迅社文庫編集部のブログ

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ワハハと佳織の距離感、YESだね!(あいさつ) H田です。『ワシズ-閻魔の闘牌-』といい、先週の麻雀漫画は実にすばらしかったですね。
そして、最近のライトノベルでは、『SH@PPLE』の最新刊のあとがきでゴリラの話がでていたのが、国際ゴリラ年である今年のゴリラブームを感じさせてくれました。かつて、ゴリラー(ゴリラ愛好家)仲間たちと「これからのゴリラブームで来ると思われるものを考える」という討論を夜を徹して行なったことがある(本当)私としては、こういったゴリラブームはうれしい限りです。ちなみに、その討論で一番「来そう」と思われた案は「ゴリラ三国志」(ゴとリとラの三国が覇権を競う)でした。

さて本題、今回は、一迅社文庫11月、瀬尾つかさ『円環のパラダイム』の紹介です。

一迅社文庫編集部のブログ-円環カバー
あらすじ

無数の破片(ゾーン)にひきちぎられ、異星の生命たちに襲われるようになった地球。そんな過酷な世界の中で、赤羽玖朗と阿佐悠花が過ごす"学校"はわずかばかりの平穏の中にあった。しかしそんな"学校"を狙う「敵」が現れたことから、自分たちの居場所を守るための、玖朗たちの壮絶な戦いが始まる――


登場人物紹介

・赤羽玖朗(あかばね・くろう)
一迅社文庫編集部のブログ-クロウ
もとは、小市民で小心者で、でもいったん決めたことにはやたらと頑固で一途な、友人思いの性格。現在は、過酷な世界崩壊後の生活を経て少し疑心暗鬼気味。世界が崩壊した後、幼馴染の可耶と共にさまざまな世界を旅し、結果、『学校』へたどりつく。

・阿佐悠花(あさ・ゆうか)
一迅社文庫編集部のブログ-ユカ
通称ユカ。『学校』の生徒会の一員である少女。責任感が強く、周りを守ろうという意識を持っているが、経験不足から動けなくなってしまうときも。当初は玖朗のことをあまり認めていなかったが、生徒会のミッションで共に旅をしてから惹かれていくことに。

「円環族」という異種族をその体に共生させており、飛行能力を手に入れている。この能力と銃の腕を活かして、異星の生命たちと渡りあう。

・紀野国可耶(きのくに・かや)

一迅社文庫編集部のブログ-カヤ
幼馴染の玖朗を慕い、共に助け合ってきた、呑気なところもある、心根のやさしい少女。しかし、いったんこう、と信じたら、どれほどの抵抗をおしきっても己を貫き通す、意志の強さも持つ。

この世界に関わるある秘密があるため、玖朗がそれを必死で隠している。

・小此木エリス(おこのぎ・えりす)
一迅社文庫編集部のブログ-エリス
小学生みたいな体型ながら18歳。天才的な頭脳を持ち、おもしろいことが何より好きな、人懐っこい少女。『学校』の生徒会長として、人類と円環族との橋渡しをしている。

有事において力を発揮する、リーダーシップを取れる存在だが、男女をやたらとカップルにしたてあげようと画策する悪癖あり。

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過酷な世界で必死に生きていく玖朗やユカたちの懸命な姿を描いた、近未来アクション。ぜひお楽しみください。


なお、主人公の名前から、当初は「アカバネ・クロウの帰還」というタイトル案がありましたが、T京S元社のFさん(薙刀二段)に怒られそうなので中止に。その後もタイトルが決まるまでには紆余曲折ありまして、最後まで候補になっていたのは「生徒会の生存」でした。このあたりに関しましては、本の「あとがき」をご参照ください。
あと、「あとがき」で、「翻訳ホラーものっぽいタイトルしかつけられない」と私が言ったことになっていますが、正確には「奇想コレクションみたいなタイトルしかつけられない」でした(自分でもどう言ったか忘れていたんですが、昨日思い出した)。なお悪いですね。

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ところで私、土属性は水属性より格が上だと思っています。『超神ビビューン』がそういう設定だったから……。
あと、大地の精霊の力があれば、仮面ライダーが巨大化したり、振り子運動で3回パンする必殺キックを放ったりもできますよね。山が、死んでいる……。(H田)