Ace Patrolで10万ポイントを超えたい | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

またまた前回の記事から間隔が空いてしまった。今回は、Sid Meier's Ace Patrol(以下、SMAP)の話。


このゲーム、一回のキャンペーンのプレイ時間が短い分、高得点を狙って何度も繰り返しプレイしてしまう。一見シドっぽくないゲームのようでなめられがちだが、新規ゲームを始めたときのワクワク感、つい次のターン次のターンを見たくなってしまう期待感は、やはりシド。隙間時間があると、ついつい起動してしまう。


何度もプレイにチャレンジして、ようやくトータル10万ポイントを安定して超えられるようになったので、今回は10万ポイントを超えることを目安に、攻略を書いてみたい。


ちなみに、今回のプレイ画面のスクショは、iPhoneのものが多い。現在、iPad miniはXCOM専用機になっているのだが、外出中などの隙間時間はiPhoneでSMAPをプレイしている。まだ4Sなのだが、動作も軽いので無問題。


さらに、iPhoneとiPadでプレイを比べてみると、明らかにiPadの方がプレイがムズい。iPhoneなら余裕で10万オーバーを狙えるが、同じ事をしても、iPadでは無理。都市伝説と思われそうだが、どちらも数十回プレイしての感想である(まあ、話半分として聞いて欲しい)。そういうわけで、今回はiPhone版を中心に解説。



●得点の計算方法
そもそも、SMAPでの得点の計算方法は以下のとおりとなっている。



・ミッションポイント(プラス)
各ミッションで、500~1500までの基準スコアが設定されている。さらに、時々スコアが倍のボーナスミッションがある。ミッションの目標を満たせば、その点数がゲットできる。もちろん、満たせなければ0ポイントだ。

・撃墜ポイント(プラス)

敵機1機撃墜につき、基準スコア500ポイント。敵の車両等については250ポイント。

・被撃墜ポイント(マイナス)
自機1機が撃墜されると、マイナス1500ポイント。自陣の車両等についてはマイナス250ポイント。

・難易度倍率

スキルレベルごとにポイントの倍率がある。最も難易度が低いルーキーの1倍から、最も高いレジェンドの5倍まで、キャンペーン中でも自由に変更可能。



以上の点数を基に、各ミッションごとのポイントが、以下の式で算出されることとなる。(ただし、画面上に表示されるポイントは、全て倍率補正後のポイント)

(ミッションポイント+撃墜ポイント-被撃墜ポイント)×難易度倍率

例えば、下の画像のミッションの場合、ミッションが成功したため、ミッションポイント2000(基準スコア1000×ボーナス2倍)を獲得。敵機は2機撃墜(500×2)し、自機は一機撃墜され(マイナス1500)、一機は小ダメージ(マイナス270)を負った。さらに、難易度はレジェンドで出撃したため、全ての得点の合計が5倍される。従って、トータルの点数は、(2000+500+500-1500-270)×5で6150ポイントとなる。


この算出方法を一目見れば分かるとおり、自機のダメージによるマイナスポイントは非常に痛い。レジェンドレベルでは、敵を1機撃墜して2500ポイントのところ、自機が撃墜されるとマイナス7500ポイントも喰らう。自機1機は、敵機3機分なのである。そのため、いかに自機のダメージを低く抑えるかが重要になってくる。




●10万ポイントへの道
それでは、具体的な10万ポイントを稼ぐための手段に入ろう。4つのキャンペーンで6ミッションずつあるので、各ミッション平均で5000ポイントを稼ぐだけでも、トータルで12万になる。ところが、そうは問屋が卸さない。後半のミッションに行くにつれて難易度が急上昇し、一ミッションでとても5000ポイントなんか稼げなくなるのである。


そのために必要なのは、ずばり初期のミッションでなるべく稼ぐことだ。極端な話、10万ポイントを超えさえすれば、後は退却ばかりで0ポイントの連続でも、最終スコア10万の目標は達成できるのだ。(普通はしないが)


そこで重要になるのが、ソンム戦線でのスタートダッシュだ。ソンムの始めの方は、少しでもポイントの多いミッションを選んだうえで、難易度レジェンド(×5)で出撃しよう。


4つ目のミッションくらいまでは、敵がまだ弱いこともあり、自機がウィングオーバーかスプリットSさえ持っていれば、レジェンドでも余裕で行ける。


目標は、ソンム戦線で5万ポイント以上稼ぐことだ。かなりハードルが高いようだが、最初の4ミッションをレジェンドで1万オーバーできれば、十分いける。


逆に、カンブレー以降の戦線では、十分に難易度レベルを下げ、大きなマイナスを喰らわないことを心がけよう。下手に色気を出してレジェンドにしたあげく、2機とも撃墜されたりした日には、パイロットが使えなくなったうえに、マイナス15000ポイントも喰らってしまう。


ソンムやカンブレー戦線で戦っていて、自軍が圧倒的に不利な場合は、自軍領内で撃墜されるよりも、いっそ敵陣内で撃墜されて捕虜になる方が良い。敵陣での撃墜の場合は、負傷もしないし、すぐに捕虜交換で帰ってくる。


カンブレー戦線以降、急激に敵が強くなる。ラストのマルヌに至っては、全ての敵がエースマニューバを駆使して襲いかかってくると考えた方が良い。自軍の戦力も、故障やケガでどんどんジリ貧になるだろう。


後半の各ミッションでは、とてもかなわないと思ったら、さっさと退却してしまおう。ミッション自体は失敗になるが、自機撃墜で喰らう大きなマイナスを考えたら、0点の方が余程マシ。逃げるが勝ちだ。




●敵のマニューバを知る
高得点を得るために重要なのは、なるべくダメージを受けないで、一気に敵を倒してしまうことだ。そのためにも、スプリットSやウィングオーバーを早めに手に入れておくことが重要。しかし、もう一つ心がけておくべき重要なことがある。それは、敵の持っているエースマニューバを知っておくことだ。


敵のマニューバは、画面右上の敵のポートレートをタップすると確認できる。事前に、敵がどのエースマニューバを持っているのか、リサーチしておこう。


特に要注意なのが、敵がウィングオーバーやスプリットSを持っている時だ。こういう敵に、正面から向かうのは自殺行為


例えばこういうシーン。軸がずれた敵に対しては、通常は重なる機動を取る。重なれば、次の敵のターンに攻撃を受けないからだ。


ところがこの敵は、ウィングオーバーを持っていた。こういう場合、うかつに前方から重なると、自機後方に回り込まれて、大ダメージを喰らってしまう。クリティカルが絡めば、場合によっては命取りだ。


幸い軽傷で済んだが、自機の後ろをさらすので、次のターン即死も十分ありうる。事前に敵のエースマニューバを把握しておいて、スプリットSやウィングオーバーを持っている敵には、相手の機体がバンクしていない限り、絶対に重ならないようにしよう。




●敵の機体を知る
戦場で出会う敵にも色々あるが、特に注意が必要な機体も存在する。


中でも要注意は、ソッピースキャメルだ。右回転エンジンの特性を活かし、ロータリーライトで回り込んでくる。


ソッピースキャメルのこのインチキな機動を見て欲しい。バンク状態だけではなく、水平状態からも、ロータリーライトでギュンギュン回ってくる。しかも、マニューバ後に高度も下がらないという、反則級の基本マニューバだ。


こういう機体に出会ったら、なるべく相手を左側に見るような機動を取りたいところだ・・・が、戦闘中にそんなに簡単に位置取りできるなら苦労しない。自陣に引き込んで、高射砲の援護を受けながら戦うなど、なるべく早めに片づけてしまいたい相手だ。


★注:まさか独軍以外でプレイしている人がいるとは思わなかったので、とりあえずドイツ軍のことだけ念頭に置いて記述。



●点数が稼ぎやすいミッション
システム上、最も高得点が稼げるのは、自機1機で敵基地を偵察するミッションだ。この手のミッションは、自機が1機に対して敵が3機いるので、ミッションポイントも1500と高めに設定されていることが多い。さらに、それがボーナスダブルになっていれば、基本点だけで3000点ももらえる。


この手の偵察ミッションで3000点のものを見つけたら、速攻で選択。難易度をレジェンドに設定して出撃しよう。


敵が3機と、非常に厳しい戦いにはなるが、比較的初期のミッションであれば、勝機はある。上手く雲を使って、自機のダメージを最小限に抑えれば、2万点オーバーも夢ではない。


あまりお勧めできる方法ではないが、場合によっては、やられるのを承知で偵察ミッションに突っ込むのも有りだ。一番高速な機体に乗って、脇目も振らずに敵基地に突っ込もう。


敵基地を破壊さえすれば、3000×5の15000ポイント。仮に自機が無抵抗でやられてマイナス7500を喰らったとしても、なお差し引き7500ポイント稼げる。もう自軍がボロボロでまともに戦えないときや、捕虜交換直前などの場合は、点数稼ぎにはなるだろう。




・・・以上、SMAPでトータル10万点を超えるための様々なテクニックを書いてきた。これらのテクニックを参考に、慎重を期して戦えば、最終得点で10万ポイントを超えることも余裕だろう。次の目標は、15万ポイントを安定して超えることなのだが、そこまで行くと運も絡んでくるので、なかなか難しい。もう少し工夫をしてみたい。