吉村伊織です。
いつも読んでくださってありがとうございます。
子どもに対して、
ついイライラして
そのイライラをぶつけてしまうことってありませんか？
だって、こっちが忙しい時に限って、
部屋を散らかしたり、
ご飯をこぼしたり、
何回も同じこと言わせたりしますもんね。
ひとつのイライラが連鎖して、
大きくなってドッカーンみたいな感じで。
そして、あとになって、
あぁ、
また子どもにイライラをぶつけてしまった・・・
とイヤ～な罪悪感を感じてしまう。
僕もやっちゃいますし、
妻もそんな時があります。
でも、妻が、
最近はずいぶん自分でコントロールできるようになった
と教えてくれました。
その鍵を握るのは、
『 怒りは第2感情 』
という心の仕組みでした。
僕たちがイライラしたり怒りを感じたとき、
その感情は第2感情だと言われています。
心の中をよくよく見てみると、
怒りとは別の感情（第1感情）があって、
その直後に怒りが湧いてきます。
たとえば、
子どもがテレビに夢中で呼びかけても返事をしてくれないとします。
何回も名前を呼んでも、
気づいてないのか反応なし。
だんだんだんだんイライラ上昇です。
次第に声が大きくなって
「もう！何回言わせるとね！！
返事せんなら知らんよ！」
って爆発してしまう。
しばらくして落ち着いてから考えてみると、
あんなに怒鳴らなくてもよかったかも
と感じてしまったり。
この場合は、
「最初に返事をしてくれなくてがっかりした」
とか
「呼びかけても反応がなくて悲しい」
のように、
「がっかりした」「悲しい」「さみしい」
が第1感情になります。
「期待」とセットになることが多いので、
ちょっと手伝ってほしかった
という場合もあるでしょう。
仕事とか他のことで気持ちが落ち込んでいるのが原因で、
今日くらいは家のことがスムーズに進んでほしい
と願う日もあるかもしれません。
この第1感情をキャッチすると、
イライラのカラクリが解けてちょっと冷静になれます。
この怒りやイライラが第2感情だとしたら、第1感情は何？
と自分を見つめ、考えるんです。
「第1感情」から、
『気づいてくれたんだね』
と言っていくれるような感覚にもなるかもしれません。
子どもの行動に原因があった場合は、
感情的になってガーっと言ってしまうより、
冷静になって伝える方が効果的です。
妻は、
それを意識するようになって
「また子どもにイライラをぶつけてしまった・・・」
の罪悪感がなくなったと言っています。
もちろん、
まったくのゼロになったわけではありませんよ。
ちょっと振り返ってみると、
ムダに怒ることが5割減ったかな
だそうです。
それでも結構な割合ですよね。
この怒りやイライラが第2感情だとしたら、第1感情は何？
2回に1回でも
ちょっと立ち止まることができたら大成功です！
お試しあれ。
今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました！
またお話ししましょう。
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WACS 吉村伊織