中央大学多摩キャンパスへの道 | AKI―エーケーアイ―

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本年3月28日、ブログ開設17周年を迎えます。これまでのご声援に、深く感謝申し上げます。

中央大学の多摩キャンパスは、八王子市の南東部・東中野に位置する、文科系5学部(法、経済、商、文、総合政策)のあるキャンパスです。
総合大学のキャンパスは、文科系学部や3~4年、二部(夜間部)のキャンパスが都心にあり、理工系学部や1~2年のキャンパスが郊外にあるというのが多いのですが、中央大学はその逆で、文系が郊外で理工学部が都心(後楽園)となっています。

このキャンパスの歴史はけっこう古く、1977年(昭和52年)に竣工し、1978年(昭和53年)に使用が開始され、30年以上の歴史があります。
昔国立に住んでいて、クルマで多摩テックに行く途中で、この中央大学の白い門を見た記憶があります。

それだけでなく本部や、かつてあった文系の二部まで多摩でした。それがゆえに千葉と同じように「遠い」というイメージが根付いてしまいました。

諸事情があったのでしょうが、文系ではせめて、中央大学の顔である法学部だけでも都心にあれば、と感じます。
なお、法務研究科は都心の市ヶ谷にあります。

そんなちょっと不憫とも思える、中央大学多摩キャンパスへの道をご紹介します。

◆多摩都市モノレール
現在はなんといっても、多摩都市モノレール!2000年1月に開業しました。
モノレールで、多摩センターからも、立川(JR中央線、青梅線、南武線)からも、玉川上水(西武拝島線)からもダイレクト!
その名もズバリ!「中央大学・明星大学」で降りてすぐに中央大学の敷地に入れます!

◆京王バス南
多摩都市モノレールの開通前は、中大へ行くといえば京王バスや京王電鉄動物園線がメインでした。現在では【豊32】系統、多摩センター駅~中央大学~豊田駅間があるだけとなっています。
かつては多摩動物公園駅~中央大学~多摩センター間の路線もあり、豊32系統とともに多数走っていましたが、多摩都市モノレールの開通の影響で廃止されてしまいました。
そのほか、聖蹟桜ヶ丘駅や橋本駅などからのバスもあったそうです。

現在は豊32系統が日中、30分間隔で走っています。
かつては賑わっていたであろう、中央大学バス停の敷地の広さは、系統や本数が少なくなり寂れた雰囲気が漂います。

多摩センター駅からは約10分、豊田駅からは約15分です。
バスは豊田や八王子、平山(平山城址公園)付近の学生によく利用されています。

◆京王電鉄動物園線・多摩動物公園駅
多摩都市モノレールの開業前までは、京王線方面からは多摩動物公園駅から徒歩、または京王バスで行くのが主流でした。
動物園線は中央大学の移転により、利用客が大幅に増えました。しかし、やはり多摩都市モノレールの開業により、利用客が大幅に減少してしまいました。

現在はこの駅から中央大学へ行くバスがありませんので、ここからは歩くか多摩都市モノレールで行くことになります。

◆京王相模原線・小田急多摩線
多摩センター駅から多摩都市モノレール、または京王バスがあります。高幡不動や多摩動物公園に比べると遠いのですが、小田急電車を利用する場合はこれが最も行きやすいルートのようです。

それでも、柿生や鶴川、大野方面からは乗り換えを2回(新百合ヶ丘と多摩センター)しますので、面倒といわれています。

交通は少々不便です。でも、鳩山の電大や東松山の大東文化よりは近いと思うし、京王線や小田急線の運賃がひじょうに安く、直通や乗換えによる初乗りが少ないだけ恵まれています。