ソマトサイコロジストのロペスです。
バレリーナ記事第3弾です。
完治した女の子は実は1年以上痛みが続いていたということです。
リハビリ的には2回、期間としては1ヶ月ちょっと。
ここではリハビリの力がすごいとなうんぬんではなく
ちゃんと自分のどこがいけないかを理解して、自宅でも
続けていた患者さんをほめることころですね。
「自分でもびっくりしました」という言葉が印象的だったのですが
この言葉の意味が、運動で治るとは思わなかったからか
長く病んでたのに早い段階で治ったのかはわかりませんが
初めての痛み、それは過去の怪我などと比較できないものであり
改善へのイメージが沸きにくいため恐怖・不安になります。
それでも運動に取り組んでほしい、そこにどう視点を向けさせるかが
大事になってきます。このことはまた話します。
前回は対側下肢の股関節も重要だとお話しました。
実はもう一人担当してるバレエ下肢痛患者さん
(実は計3名担当していて、一人卒業したばかり)
は一月ぶりにリハを行ったときは痛みの足が逆側に変わっていました。
え、なんで?という感じですが、冷静に評価結果を見直すと、
逆足にも痛みが出る機序がわかってきます。
そこで自分は立位での体幹側屈を改めて評価しました。
そこで大きな左右差を見出すことができました。
対側下肢は支持脚になりますが、支持する足側の骨盤-脊椎機能も
バレエの下肢痛の理解には重要です。
この続きはまた書きますね。
今日も読んでくださりありがとうございました。