<理学療法×bio-psycho-social model>

関西医科大学で触れたこと、自分で学んだことを臨床で実践しています。

患者さんが気づき変わっていくのを援助。

なかなか難しいですが、自分で変わろうとする過程は

治療者・患者双方にとってかけがえの無い経験です。

自分で取り戻す過程が痛みからのリハビリテーション!


心理・社会的に痛み・カラダをみていますブログ-bio psycho social


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  • 28 May
    • 【えっ?】下肢の痛みにみられる股関節外転制限の話

      ソマトサイコロジストのロペスです。 腰痛のある人に反り腰がある話はなんとなく一般的ですね。でもこれ結構迷信に近い部分があります。むしろ丸まっている人も多いし、臨床的には反り腰!って感じの腰痛の人むしろ少ないです。 そんな話はおいといて、では腰痛とか足の痛みがある方に見られるからだの特徴って何ですか?といわれたら股関節の外転制限ですといいたいです。そんなにいないのではと思われる方も多いと思います。たしかに日本リハビリテーション医学会のROM測定方法で測ると制限されている人は少ないからです。ではどうやって測るのか。それは側臥位です。側臥位で、股関節外転を他動で測定すると、明らかに背臥位で測るより強い制限があり、角度が減少します。特に痛みがある足と反対側の股関節の外転制限があります。 これについてまた何回か書いていきたいと思います。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 15 May
    • 【えっ】リハビリでも心と体の繋がりが大事だとわかった本

      ソマトサイコロジストのロペスです。 このブログをもうどのくらいやっているかを忘れてしまいましたが、当初から、リハビリ職種向け心の体の痛みについて書いてきました。患者さんでも読んでくれている方が多くうれしいです。 今、リハビリ・理学療法でもようやく気付いた人が増えてきて、心理学、心身医学など取り入れたり、治らない痛みはこころにも原因があるとブログでいい始めたりしていて、だんだん変わってきたな~と思います。 私も言ってきていますが、心が影響する部分は人それぞれで、多分に影響している方から、そうでない方もいるし、影響が大きい方の中でもすぐ痛みがよくなる人と、まったく痛みが変化しない人がいます。 要は「慢性的な痛みは〇〇が原因だ!」と決め付けるなということです。 さて、その中でも心が影響することは知っておいたほうがいいです。特に不定愁訴の方を担当する人が多ければ多いほど、痛みと心理、いや、リハビリテーション心理学について勉強していたほうがいいと思います。値段も安めなものを選んでみました。 心理・精神領域の理学療法/奈良 勲 ¥3,672 Amazon.co.jp 心理精神領域理学療法という分野があります。講習会や学会が開かれています。 患者さんや家族の心理のゆがみが生活や医療者とのやり取りに影響する様が図で描かれていて わかりやすいです。 自分を支える心の技法 対人関係を変える9つのレッスン/医学書院 ¥1,512 Amazon.co.jp テレビ出演も多い名越先生の本。名越先生は精神科医でありながら仏教や瞑想などへの知識も深く、心を落ち着かせる技法が載っています。 感情心理学・入門 (有斐閣アルマ)/有斐閣 ¥2,052 Amazon.co.jp 心理学の中でも感情心理学は、感情の成り立ちや感情と痛みについての記載もあり。 精神心理の問題やリハ中の感情制御について役に立つことも多かったです。 心理学の本は高いものも多いのですが、このあたりはとてもまとまっている割にお安め。 腰痛は脳の勘違いだった―痛みのループからの脱出/戸澤 洋二 ¥1,620 Amazon.co.jp 腰痛が心理社会的問題に影響を受けると日本のガイドラインに記載される前から発売していた患者さんが書いた本。私はこれで腰痛が体だけのものではないということを確信しました。 いろいろ書きましたが、参考になればさいわいです。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 11 May
    • 【えっ】自分をよく知らない人が多い

      ソマトサイコロジストのロペスです。 慢性的な痛みは治療やリハビリでよくなってきますが、ではなぜリハビリでよくなるかは不明な点も多いです。その中でリハビリでよくなるというのは、必ずしも痛みがなくなったことを示さずに、生活に変化が出たときによくなったとしているのは、すでに皆さんお分かりのとおりだと思います。 痛みを治すという事は、生活が変化する。それには考え方や行動の変化が重要になって来ます。それが慢性的な腰痛に対する、治療エビデンスAの認知行動療法ということになります。 しつこい痛みは「日記」で治る/笠原 諭 ¥1,404 Amazon.co.jp 東大痛みセンターの笠原先生のこの本。タイトルだけ読むとは日記を書くと痛みがよくなるように感じますが、そうではなく自分の行動を振り返ることで、痛みに関連する行動や言動をしてしまっていないかを確認します。慢性痛の方は、自分から傷みを作ってしまうような過剰な行動や、心配が募るような考え方の傾向が強いのです。自分が担当した患者さんでも、信じられないくらい予定を詰め込んで自分を追い立てていたりして疲労困憊であることに気付いていない人がいたりします。まず自分がどういう状態なのか、それがわかるだけでも不安が減り痛みの訴えが少なくなることが多いです。 慢性腰痛 認知行動療法 でピンと来たら読んでみてはいかがでしょうか? 最近一般向けの痛みの本が多く出てきてますので、時折紹介していこうと思います。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 19 Apr
    • 【えっ?】心の問題と言われた患者さんは・・・

      ソマトサイコロジストのロペスです。 今日は患者さんで対照的な方がいました。痛みと心理についてわかりやすいと思ったので、個人情報抜きでお話します。 ここでも、なんども痛みはメンタルだ、というのはよくないとお伝えしてきました。でも伝え方次第であるとも言いました。心の状態から痛みが生まれることもあるからです。一番いけないのは、『あなたの痛みは心の病気だから治しようがない、精神科にいきなさい』と平気でいってしまうことです。患者さんは体を治療してもらいたいと、まずは思って病院にきているので、ものすごいショックを受けます。 今日の一人目の人は、肩の痛みの方。整形外科で原因がないといわれ当院に来ました。医師と後輩PTが担当しましたが調べると筋筋膜要因の関与があったので、心じゃないでしょこれはと医師が伝えると、涙を流されたそうです。心がいけないと半ば人格否定のような仕打ちをくらった患者さんが、開放された瞬間なんだと思います。担当するPTは責任もかかってきますが患者さんと二人三脚で治療に向き合えるのではないかと思います。 一方で私が担当してた方。もう4回目でしたが今日はちょっと様子がおかしいのです。痛みは機能的で、治療とリハでほぼゼロです。突然、こんなことを言い出しました。「心の穏やかさを感じず生きていく自信がなくなってしまった。常に家庭でも落ちつかない。精神科の薬を飲んだら痛みがかなり下がる。私の痛みは心が原因ではないか?と思う」 飲んだ薬や、家庭の状況や会話内容から、不安でいっぱいで落ち着いた生活がまったく送れておらず、痛みも精神心理の要因が強いと感じました。「心理的な痛みというのも実はあります。医師に相談して今後の対策を立てましょう」と伝えました。「ありがとうございます。本当に心が救われました・・・」 前者は心理的な痛みではないといわれ安心し喜び、後者は心理的な痛みといわれ安心し喜んだ。心理的だといわれると確かに怒ったり否定する方が多いのはあります。でも、心理的に困っている人もいます。本当に患者さんそれぞれなんですね。大事なのはしっかり患者さんの評価をして、この痛みがどこから来ているのかを理学療法視点、医学的視点、心理的視点で統合して、チームで対応するということです。後者の方は主治医に報告しました。 決め付けず、話を聞き、体を触り、評価し対応する。理学療法の基本と同じ。 慢性痛のリハセラピストは、「メンタルだ!」は本当にやめましょうね。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 15 Apr
    • 【えっ】ヘッドコントロールと全身の痛みのかかわり~3症例~

      ソマトサイコロジストのロペスです。 今日はちょっと技術的なお話。私は運動器認定理学療法士ですが、神経系の理学療法も決行やらされた時期があり、運動器疾患、慢性疼痛にも神経系のコントロールを意識した運動療法を行うことがあります。ボバースコンセプトでよく出てくる、ヘッドコントロール、つまり頭頚部の姿勢コントロール能力は全症例で確認していますが、時折ヘッドコントロール機能が低下したせいで慢性痛に大きく関与した症例がいます。 ①50歳代女性 肩関節周囲炎 左肩痛・運動制限 肩屈曲90度、外転80度 特に左側臥位でのヘッドコントロールが不良で胸椎・肩甲骨機能低下(挙上内転)が関与している。側臥位での運動後、肩関節角度140°へアップした。 ②70歳代女性 後縦靱帯骨化症 左下肢痛、左股関節外旋制限 左骨盤挙上し、左腹圧低下あり。体幹下肢への介入では変化なし。右側臥位で、骨盤アライメント修正しながらヘッドコントロールをうながすように頭頚部の運動パターンを調整したところ、直後の左股関節外旋制限改善あり。左下肢痛、左股関節外旋制限改善した。痛みもかなり改善あり。 ③40歳代女性 有痛性の右股関節開排制限 機能的な腰椎右側弯あり 股関節外旋や外転時に骨盤の前額面上回旋と腰椎の左に凸の側屈が生じるため、股関節外転角度が代償されてしまっている。ヘッドコントロールを評価すると頭の追従が全くなく、頚部の筋にストレインが生じている可能性があった。また胸椎の安定性低下が腰椎の安定性、股関節開排制限に繋がっていたと考える。 ヘッドコントロールができないことにより、その分の姿勢コントロールを身体の他部位で行うこととなり運動パターンが変化し筋筋膜痛や関節原性の痛みが生じる。したがって局所の治療をする前に頭頚部への介入が必要になります。慢性痛リハで変化が見られない場合、ヘッドコントロールは大いに関わる可能性があります。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 14 Apr
    • 【えっ】『痛くても大丈夫』と思える人たちから考える

      ソマトサイコロジストのロペスです。 4月から職場では、痛みに対してのリハビリで何がよくなったのかを明確にするために、生活面を評価する評価表を使うようにしました。慢性痛だとPDASが有名ですね。その他疾患に分けていろんな評価表を使ってますが、Roland-Morris Disability Questionaire(RDQ)を使った腰痛評価で面白い傾向がありましたのでご紹介します。 RDQは1983年にイギリスで開発されて、日本語版も作られて様々な検討を重ねられた腰痛患者の生活障害尺度です。はいといいえで答える簡単な評価で、問題点もありますが非常に使いやすいです。 鈴鴨らのアウトカム研究(2007)では、サンプリングされた2966人のデータから基準値が求められています。全データのうち、69%がRDQが0点、つまり腰痛があろうがなかろうが強かろうが弱かろうが、生活に何も影響がないひとが7割であることを示していて、言い換えれば国民の3割が腰痛により生活に支障があることを示しています。こちらが注目されるのが普通であるが、7割は痛くても困っていないといえるのです。 リハビリに回ってくる人は多くが生活のどこかに支障があることが多く一筋縄ではいかないことも多い。でも痛くても困っていない人が多いという研究データもある訳で、こういう方々は治療をしていなかったり、なんとか生活保っていたりして、時に治療を受けたりしているのでしょう。長年腰痛があっても生活に支障がない場合もあるわけで、長く患っていてもすぐ治ったりする人もいる。整体矢マッサージなどでよくなる人はこういう人なんだろうと感じます。 ちなみに、RDQは腰痛があり薬を飲んでいる人に限定してデータを取ると、0点の人ががくんと少なくなり、データは正規分布化するという。 つまり薬を飲んでいなくて、腰痛あるけど生活に支障はない、という人たちは痛くても大丈夫な方たちで病院には来ていないことが多いだろう。リハビリで腰痛に対応する場合、これが一つのゴールであることは間違いなく、この視点がないとエンドレスになってしまいやすい。患者さんの発言に注意して、痛いけど大丈夫ですというところを目指すこともリハビリテーションでは重要であることを覚えておくとよいと思います。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 30 Mar
    • 【えっ?】どのくらい痛いかという話~トータルで痛みを見て~

      ソマトサイコロジストのロペスです。 マギルペインインデックスというものがあります。これは代表的な痛みの病気や痛みの状態を一つの軸上に表したもので、さまざまな痛みがどのくらい痛いのかを比較することができます(ネット検索で出てくるので見てください)。 最もいたいのが指の切断とCRPSです。ペインクリニックでも担当することが多いCRPSは指を切られたのと同じくらい痛いと。その次に初産の出産時の痛みや、線維筋痛症と続きます。リハビリでもよく担当する膝関節炎などの関節炎や捻挫はかなり痛みが低い方です。なんだか慢性腰痛をテクニックで治しました!みたいに言ってる開業系PT多いですけど、痛み自体はそんなに重症でないことが多いです。CRPSとかはかなり強い痛みでろくに眠れない人もいますから、比じゃないですね。そう、痛みは疾患でも結構違います。 また腰痛でも結構差があります。ペインクリニック科にいらっしゃる人は、ぎっくり腰から、慢性的な腰痛までさまざまです。また、ほぼ自力で動けない人から小走りまでできる人もいます。これもどのくらい痛いかを比べるのが難しいですね。 またこれに心理社会的要因が加わると、走れるし、困ってなさそうなのに死にたいほど痛いという患者さんがいます。こういう場合、もともとの腰痛、侵害受容性の疼痛に覆いかぶさるように心理社会的要因がカバーします。このような場合、心理社会的要因をなんとかしないと運動療法や治療すらも効果がなくなってしまいます。今担当している家族内に問題がある腰痛の人は、家族の問題が解決し始めるとともに、ようやく、運動療法に取り組めるようになりました。それくらい痛かったようです。心理的にも追い詰められるので自分に余裕がなくなるのも疼痛閾値を変化させてひどく痛みが出るようです。他にも慢性腰痛で、ぎっくり腰を繰り返してしまう方で、当院に通ううちに心理的要因が関与していることがわかった方がいました。それでも身体機能的には修正が必要で、運動療法も平行していきましたが、自身や前向きな気持ちを取り戻すとともに、ぎっくり腰もでなくなり復職で来た人もいます。 オチがなくなりましたが、痛みは個人個人でさまざまなので、運動療法だけでもない、心理だけでもない、そして疾患にそぐわない痛みを呈する人もいるので、エビデンスに沿いながら個々に対応することが必要です。そして、セラピストの皆様は個人の力を伸ばすだけに躍起にならないで、チーム作りに目を向けてみてはいかがでしょうか? 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 27 Mar
    • 頸肩腕症候群を制するものは上肢痛を制す~病的疼痛について知っておくべき⑦

      ソマトサイコロジストのロペスです。 季節の変わり目ですね。 今日は頚肩腕症候群の話です。運動器系の理学療法士で頚肩腕症候群を苦手にしている人が多いと思います。それは、原因がない頚部痛・肩痛・上肢痛やしびれであるからではないでしょうか? 痛みには原因があり、なにか体の異常により痛みが生じていると考えている以上、そこから先に進むことはないでしょう。シリーズ化している、病的疼痛の考え方で頚肩腕症候群を評価すれば、原因は器質的なものからはなれて、姿勢や体の機能面に落としこめるので、セラピストの悩みがなくなります。個人的には頚部・肩・上肢・前腕・手指の痛みは、ほとんど病的疼痛で説明できます。ヘルニアや関節の変性があったとしても、結果に過ぎず、腰痛の原因同様、無視できる場合が多いです。 さて、とはいえ何らかの切り口がないと、頸肩腕症候群の評価も進まないと思います。 一つのヒントがあるとすれば、肘の腕尺関節のアライメントです。ほとんどの頚肩腕症候群の患者さんが、腕尺関節の適合性が低下していてずれています。腕尺関節がズレるって自分も今まであんまり気付かなかったんですけど、肘の過伸展とか運搬角の増大もこれに含まれるようです。一見普通なのに相当歪んでいることがわかりました。そして前腕にある手指の外在筋の硬結が著明です。なのでトリガーポイント様の症状が出るわけです。手指の症状がある人は体幹・肩を中心に理学療法を始めますが、経由する肘の評価を入れることで確実に原因にたどり着くようになりました。 また長くなりそうなので、ここまでになりますが、原因がないという痛みはほぼありません。ただそれが画像に写るものかどうかはわかりません。個人的には写らないものの方が多いと思います。その点で頸肩腕症候群は、感覚乖離、病的疼痛を理解するのに適していますし、上肢痛やしびれもかなりコントロール可能であると思っていいと思います。 今日はここまで。読んでくださりありがとうございます。

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  • 05 Mar
    • 【えっ】頭痛のリハビリ~群発頭痛について~

      ソマトサイコロジストのロペスです。 今日は群発頭痛と頭痛リハビリについてです。 ちょっと前に、自律神経失調症状が強い、肩痛、腰痛の患者さんがいらっしゃったんです。メニエール病もありふらふらするってことだったんですけど、よくよく評価して運動療法やってると、いつの間にかふらふらは相当減っていて、一部メニエール症状が残るくらいにまでよくなりました。もちろんペインクリニックの治療はしていましたがいつのまにか痛みの訴えだけでなく、ふらつきもなくなり理学療法もその改善に大いに役になったんではないかと思っています。こないだリハビリ終了になりました。 その方が経過中に、肩と顔半分が痛いとの訴えがありました。最初は肩が痛いといっていたんですけど、よくよく聞くと肩から首、そして顔まで痛いと。替えが痛くなる病気は、三叉神経痛、頭痛(GOTS)、非定型顔面痛、歯痛などありますが、その方は顔面半分の痛みに涙が流れるという症状がありました。 こういうときに思い出してほしいのが三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)です。群発頭痛も含まれます。このときに、理学療法が有効であるエビデンスはありません。私は、これは症状を一回整理してDrに伝えたほうがいいなと思いました。治療のときに、なんか肩が痛いんではなくて群発頭痛っぽいですよ。先生は治療を変更し対応してくれましたが、顔面の痛みは見事に治りました。 最近、頭痛リハビリの情報を発信したりセミナーをやっているので、理学療法で何とかなるんではないかと思う方も多いと思いますが、それは主に緊張型頭痛であって、片頭痛はかならず治療を並行したほうがいいし、群発頭痛はリハビリは効きません。なので、しっかり病態を評価することと頭痛について勉強することですね。今回も顔面の痛みを理学療法が適応となるGOTSと誤診したら上手くいかなかったはずなので。 ちょっと警鐘を鳴らしたいと思います。頭痛の治療は簡単ではないです。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 24 Feb
    • 【えっ】膝OAと病的疼痛と運動発達~病的疼痛について知っておくべき⑥

      ソマトサイコロジストのロペスです。 最近、ソマトサイコロジカルなことをしてないな~と思ったんです。でも一人ひとりの患者さんは心理的な誘導を必要としていたり、時折大きな心理社会的な要因を抱えていたりしているのでやはり慢性津疼痛患者さんには使ってるなと再認識しました。 さて、ずっと病的疼痛についてお話していますが、いまいち理学療法の臨床ではイメージしにくいと思います。例えばミラーセラピーで膝OAが治るのか!?そういいたくなるPTがいるのも理解できます。なので、今回は膝OAを例に、運動器理学療法の基礎的な考え方で、病的疼痛を理解してみようと思います。 変形性膝関節症の方の理学療法といえば四頭筋訓練などの筋力増強、ROM,ストレッチ、インソール、歩行時に行う協調性練習あたりが、ADL改善や痛みの改善に効果がある介入方法でしょうか。私の場合はストレッチと協調性運動が中心になります。ただ評価アセスメントの時点で、膝OAの方のなにが病的疼痛で、その部分の感覚乖離が起こっているのかを明確にします。立位荷重時に膝が痛いとしましょう。多くの膝OAの方が、下腿外旋が認められます。これは本来必要な荷重時の筋制御を行わずに関節構成体での制御、いわゆるロックした状態が起こっていることを示しています。患者さん本人的には普通に立っていても、普通に立っていないということになります。この場合中枢性の制御ではしっかり荷重できていない、か、荷重しすぎていることがあります。この場合、片脚カーフレイズを行い、骨盤の変位を見ることで、荷重してないのかしすぎているのかがわかります。 患側下肢に荷重していない場合では、むしろ膝の関節構成体によるロックを正常化した上でどんどん荷重を学習していくことが感覚入力の正常化につながり、乖離による痛みが出なくなります。ロックをはずすのは徒手操作よりも正常発達過程の再学習が適していると考えます。つかまりだちレベルの赤ちゃんは、膝を過伸展位などでロックしています。これは立位姿勢での脊柱の安定性、腹圧(IAP)の強化が進むと内側ハムストリングスや殿筋が促通されて適切な膝のアライメントに変化して行きます。これを利用します。 つまり膝OAの方のアライメント変位も脊柱に問題があるということが示唆されます。理学療法の考え方としては痛みの原因は感覚乖離、そして治すべき部分は乖離を構成する、膝ロックであり発達過程を再学習するようにしていくことが痛みの改善に繋がると考えます。なので、多くの患者さんはパピーポジションや患側が前の片膝立ち位をとり運動していくとその場で痛みは改善し、繰り返すことで運動学習され痛みが自分でコントロールできるようになります。病的疼痛病的疼痛いいますが、さすがにOAの方にミラーセラピーはやりません。あくまで考え方です。 アライメント異常が何を示しているのかを別の運動器疾患としてより神経機能の異常と考えると新たな視点が増えます。もちろん高度OAの場合この限りではなく、医師との話し合いが必要ですが、軽度~中等度OAには、介入の視点や選択枝が増えます。めっちゃ脊柱弱い人が多いですから。 長くなりましたが、今日も読んで下さりありがとうございました。

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  • 14 Feb
    • 【えっ】慢性頭痛患者と身体感覚乖離~病的疼痛について知っておくべき⑤

      ソマトサイコロジストのロペスです。 ブログ相当お久しぶりです。冬は冬眠の時期でもあって、ショートスリーパーの私も、早く寝ることが多いです。本当にこれは生理的なもので、夏ならいつまでもおきていられそうに感じるのですが、冬は夕食食べたらすぐ眠くなります。PC作業も極端に減ります。なので1月ぶりですが本当にすみません。 病的疼痛について引き続き書いています。 体のずれが痛みに関係があるということですが、感覚乖離と痛みとの間には、筋緊張が関与していると推察されます。痛み自体は筋原性なのですが、痛みの生成に神経系が関わります。 一次性頭痛の中に緊張型頭痛があります。原因ははっきりしませんが筋のコリから起こる頭痛です。仕事で感じるのが慢性頭痛患者さんの身体にも乖離しているところがとても多く、特に緊張型頭痛頭痛患者さんに多いと思います(これは個人の意見なのでエビデンスは低いです)。 最近立て続けに慢性頭痛患者さんがリハにきていますが、ほと100%身体機能にゆがみがあり、乖離があります。修正すると、リハが終わるときに「世界が明るく見える」という感想を残されることが非常に印象的です。問題が単に頭が痛いということだけではないということをあらわしているなと思います。 なかなか難しいですが、身体感覚乖離については引き続き書いていこうと思います。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 16 Jan
    • 【えっ】筋硬結がないのに痛い!?~病的疼痛について知っておくべき④

      ソマトサイコロジストのロペスです。 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 最近の痛みに対するリハビリテーション技術といえば、『筋膜』が話題に出ることが多いと思います。筋膜マニピュレーション、トリガーポイントなど筋原性の痛みに対してスポットライトが当たり、以前より「あんたは気のせい」といわれてしまうことがぐっと減ってきたと思います。そう、よくわからない痛みの多くが筋原性疼痛と言ってもよいと思います。 トリガーポイントは筋硬結に対して鍼や徒手でアプローチして行きます。しかしながら時折、まったく硬結がないのに、体のあちこちが痛い患者さんがいます。加えて関節のROM制限もなく、むしろ可動域が通常より広かったり、肘の過伸展など、一部関節弛緩性を疑うような症例もいます。 そう『低緊張』です。低緊張部位に痛みがある場合トリガーや筋膜系手技のPTは悩んでしまうのですはないでしょうか?多くはないのですが、私は結構経験あります。低緊張になる原因はいっぱいあるのですが、姿勢筋緊張が低いままであることが多く、連鎖的に四肢末梢まで低緊張になっている印象があります。肩のインピンジメントや肩こり症例に多く経験します。 こういう場合、姿勢の視覚要因と体性感覚要因に乖離があり、低緊張に陥っていることが多いと思います。つまり低緊張部位に生じた痛みは病的疼痛と考えるとよいです。部位的に筋原性にしたいのですが、感覚乖離としたほうがアプローチが明確になります。筋硬結部位がないわけですからね。脊柱から四肢末梢への乖離を修正していくと、さっきまで低緊張だった部位が適正化されて、硬結部位やROM制限が急に出現します。低緊張でマスキングされていたわけです。低緊張のままにしておくと原因が不明瞭になったままなので、アプローチも決められないので非効率なリハアプローチになりがちです。 低緊張部位に痛みがある、痛みがあるのに筋硬結が見つからない場合は、病的疼痛の考え方にもどり姿勢低緊張をヒントにしてみてください。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 26 Dec
    • 【むー】翼状肩甲骨を膝立ち運動で改善~病的疼痛について知っておくべき③

      ソマトサイコロジストのロペスです。 病的疼痛についての続きです。 非常に言葉では伝えにくいことですが、知覚-運動ループという考え方があります。東大の住谷先生によれば、知覚運動ループとは,運動の際に,脳内において運動指令に基づく予測情報(遠心性コピー・エファレンスコピー)と実際の運動に関するフィードバック情報とが比較され,新たな運動指令が準備されるという一連のループ過程のことを指しています。これに、感覚神経や運動神経だけでなく、身体や運動のイメージも重要になっており、どこかが欠けると、運動の発現のずれが生じ、フィードバックされる感覚と予測的に発現した運動に開きが出て、異常感覚が生じたりします。 私はこの考え方を運動療法での臨床応用するにあたり、筋緊張と運動のパターンが、患者さんの自覚とPTの他覚所見の乖離という視点に見出しています。 例えば、右頚部痛がある方。痛みの部位は再現痛からも右中斜角筋と確定しているのですが、なぜそこに圧痛や姿勢筋緊張異常が生じて可動域制限(この場合頚部左側屈制限)が生じているかを考えます。 さらに調べていくと、座位で重心が右後方へ大きく変位していることで右肩甲骨がセットされる低緊張に陥ることがあります。この場合低緊張の代償を周囲筋のどこかで代償するので、その場所に硬結が形成されます。 このときに片膝立ち位をとると、同側の骨盤が大きく変位する方向が見つかります。そこで体幹下肢の運動を行うことで、翼状肩甲骨が改善し右頚部痛が軽減しました。抗重力位でのPSISの評価が指標になります。 一見運動器リハビリの普通の流れに聞こえますが、座位姿勢は患者さんは真っ直ぐと思っていたにもかかわらず、座位姿勢は大きく変位していた。この差をフィードフォワードとフィードバックのズレと考え、痛みの原因とします。 なかなか難しいですが、感覚の乖離を見つける評価をしていくと、運動療法はかなり個別化しますがあらゆる痛みの機能的要因に対応することができます。 PTのやってること、文字化するとさらに訳わからないですが、病的疼痛の概念は慢性痛リハビリにも有効です。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 16 Dec
    • 【ほー】漢(おとこ)のマタニティ理学療法その4(ご無沙汰)

      ソマトサイコロジストのロペスです。 このシリーズ、大分久々になってしまいました。 うちの子ももう9ヶ月になり、私がこわごわ支えていた体も、少年アシベに出てくるゴマちゃんのように抱えても、まったく問題なく、あっという間に大きくなったんだなー、ということも毎日のように感じさせてくれます。 さて、マタニティ時代のこと、大事なこといっぱいあったと思いますがどんどん忘れていってしまいます(笑)。今日は『語りかけ』についてです。語りかけは出産後の育児のときに重要ですよね。赤ちゃんは言葉がわからなかったとしても、普通の人に話しかけるようにしながら、オムツを替えたりミルクをあげたりします。たしかにタイミングかもしれませんが、目をしっかり見て話しかけながらオムツを替えるとおとなしくじっとしていてくれたり(気のせいかもしれないけど)しますね。 私は、実は妻のおなかにいるときから毎日のように語り掛けていました。妻のおなかをさすりながら、『大丈夫大丈夫』といいながら、刺激を入れていました。名前もなんとなく決めていたので、今の名前で呼んでいました。 先日、地域の児童館にはじめて娘と私とで行ってきたのですが、妻のママ友の皆さんに、結構驚かれました。児童館来ることもすごいし、まずパパになつかない子もいると。私は5ヶ月くらいに初めて二人でお留守番をしました。私は勝手がわからないのでもちろんひーひーいいながらミルクあげたり寝かしつけていましたが、言うことを聞かないということはなくなんとか世話できていました。これっておなかの中にいるときから、ママ以外の誰からがいるよと、私の低い声で語りかけていた効果かな~と勝手に思っています。 これから出産される方は、おなかの中のときからパパと仲良くなれるように語りかけマタニティをお勧めします。ほんとうに私見ですみません。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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      テーマ:
  • 13 Dec
    • 【CM】坐骨神経痛も病的疼痛? 病的疼痛について知っておくべき②

      ソマトサイコロジストのロペスです。 最近自分の周りでも、精神科や心療内科の勉強が重要だといってくれる、運動器系の理学療法士が増えています。理由は、「当てはまる人がいるから」。そうですよね~、治らなかった人を冷静に考えると、こちらの指示を守れないとか、勝手な行動を起こしてしまうとか、伝わってないということに行き着いてしまいますよね。からだだけ見ていてはよくないということが慢性的になるほど当てはまる、伝わって着てよかったなと思いました。 さて、前回からお話している病的疼痛。 なかなか理解しにくいですが、例を出してみると坐骨神経痛がとてもよく当てはまると思います。坐骨神経痛と診断されるの方の多くが、痛みが強い日と弱い日、痛みが出ない日もある。痛みの場所が変わる、歩かないと痛くない、など、神経圧迫なのか?と疑う所見が珍しくありません。また神経ブロック療法が著効する人(病院の帰りにはすたすた歩いて帰る方)とほとんど変わらない方がいます。神経の上行をとめる治療しているにもかかわらず痛みが残る。これは神経に痛みの原因を求めないほうがよさそうだということもなんとなく想像つきます。 私はリハビリまで回ってくる治りにくい坐骨神経痛のほとんどが姿勢や運動パターンの異常から、自分で痛みを作ってしまっている方だと考えています。では痛みの原因は筋肉?そう、トリガーポイントという概念もありますが、まあそうかもしれませんし、そうではないかもしれません。坐骨神経痛の方の多くに筋硬結が見られますが、認められない方も多いです。トリガーポイントとしないほうがセラピスト側の考え方もぶれないので、やはり姿勢や運動パターン異常による感覚のズレ=病的疼痛とみたほうが運動療法の方向性を決めやすいです。 では病的疼痛の評価、運動療法はどのようにしたらいいのか。 今回、開催する勉強会がありますので、そちらでも詳しく講義されるようですよ。 神経系理学療法の評価手法を用いて、運動療法で坐骨神経痛を改善しADLを向上させます。 ぜひご参加くださいね。 今日も読んでくださりありがとうございました。 【タイトル】 「疼痛に対する理解とアプローチ ~坐骨神経痛・下肢痛を中心に~ 」 【日程】 平成28年1月17日(日) 平成28年2月7日(日) 平成28年3月6日(日) 10時~16時(受付開始 9時30分~) 【会場】 植草学園大学小倉キャンパス (http://www.uekusa.ac.jp/introduction/access ) 千葉都市モノレール 千城台北駅より徒歩10分 【講習会費】 1日受講:12000円 2日受講:22000円 3日受講:30000円 ・お申し込みから10日以内の振込みをお願い致します。連絡がなく、振込みが確認出来なかった場合は、受付を取消させて頂きます。 【定員】20名(定員に達し次第、締め切りますのでご了承ください) 【備考】 ・動きやすい服装の準備をお願いします。 ・大学に駐車スペースはありません。公共交通機関をご利用下さい。 ・少し歩くとコンビニもありますが、なるべく事前に準備して下さい。 【申し込み】https://ssl.form-mailer.jp/fms/24e029cb398052 【講義概要】 1日目(基礎) 午前 座学:慢性痛の基礎・しびれと理学療法・症例検討など 午後 座学 ROM・MMT・特殊テスト実施方法 ボディーワーク体験 2日目(評価) 午前 評価アセスメント 重症度と動的評価 午後 評価アセスメント 痛みと身体機能の統合と解釈 3日目(運動療法) 午前 運動療法実技 脊柱・骨盤安定化エクササイズ・徒手的誘導 午後 運動療法実技 運動パターンの学習・ボディーワーク・まとめ このような悩みや疑問にぴったりです。 ・坐骨神経痛はなにが痛くなっているのか ・坐骨神経痛をどのように評価したらよいかわからない ・坐骨神経痛は痛みの場所や程度が変動するのでリハビリで迷う ・神経の痛みが手術ではなくリハビリや運動療法でよくなるのか ・坐骨神経痛に対してストレッチや腹筋運動しか運動の方法が解らない ・治療して痛みをよくする事ができるが、次回までに戻ってしまう ・徒手療法のほかに運動療法のレパートリーを増やしたい

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  • 29 Nov
    • 【むぉ】病的疼痛について知っておくべき①

      ソマトサイコロジストのロペスです。 病的疼痛という考え方があります。何も原因がないのに、体の中の異常により痛みが出てしまうことをさします。 神経障害性疼痛を語る上ではずせない考えです。 でもこれ、普通の慢性痛にこの概念を当てはめると大概の痛みはこの病的疼痛により起こっているNOが考えられるんです。 例えば、冷たくないのにとても足が冷えるという方。病的疼痛では、冷感すら起こります。また腫れてもないのに腫れている感じがする。これも病的疼痛により起こる症状だといわれています。 運動器疾患で長年痛んでいる方は病的疼痛ではないかとにらんでリハを行ってみる必要があります。また当分このシリーズで書いてみようと思います。 シリーズ化すると途中で止まるのがこのブログの悪いところでありますが・・・。 決めたからにはやります(笑) 今日も読んでくださいりありがとうございます。

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  • 11 Nov
    • 【ぼぉ】『結果を出すって話』、自分の思い出編

      ソマトサイコロジストのロペスです。 いつも帰ってくると娘が寝ているのですが今日はハイテンションで起きていてくれたので、結構遊びました。へんてこなズリばいでもさもさ動くようになってきていて、力もどんどん強くなってますね。好奇心て行動のパワー生みますね。 さて、結果出す話ですが、結果とは患者さんにあるのではなく自分自身の中に求めるものではないかと思っています。それもすぐ出るような即時的なものではなく、長い中で得られる経験に他ならないと思います。 こういう経験があります。 以前大きな病院に勤めていたときに、重症のCRPSの方を担当することがよくありました。入院治療する方のなので、SCS(脊髄刺激電極)を入れるような侵襲的な治療を受けている方。4年目くらいの自分は、そういう方を担当するときは、必ず予約を午後一番にしていました。そうしないと気合負けしてしまう感じがしたからです。昼ごはん食べてエナジーマックスのときにやることにしていました。そのくらい事前準備が必要だったわけです。 現在はどんな患者さんでも、すぐに対応できます。あの時と同じ患者さんが来たとしても動じないと思います。こういうときに、自分に対してよい結果が伴っているなと感じます。『うわ~俺って結果でてるな~』とか別に言わないですけど、明らかに自分から見える臨床の景色が違うということを実感できます。 結果ってこんな感じかな~とか思うんですけどどうでしょう? 次回は、職場でで認めてもらえてない感を感じて独立しようと画策している反骨心について書きます。自分も一時的に感じていたことがあるので。でもそれは単なるやっかみでした。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 04 Nov
    • 【お知らせ】11月28,29日開催!慢性痛への全人間的アプローチ~治らない痛みへの理解~

      ソマトサイコロジストのロペスです。 講習会のお知らせです。 すでにネット上にアップされていますが、今月末慢性痛のリハビリテーションの講習会を広島県で開催いたします。 慢性痛の理学療法・リハビリテーションの講習会といえば、徒手療法や物理療法系のものが多いと思いますが、この講習会は「慢性的な痛みのある患者さんがどんな人なのか」とか「あの患者さんはメンタルだ!」といいたくなる患者さんのメンタルが何でそうなのかを考えることを中心に評価と実技(運動療法)を行います。この手法は慢性痛を「心身症」として考える、精神科医や心療内科医の手法としては非常に基本的なのですが、特に心療内科と同じ同じ全人的医療であるリハビリテーションで、この考え方が普及しているとはいえません。その点で日本の慢性痛医療は20年遅れているとも言われています。 理学療法で痛みに対応して来た主に運動器系・整形外科系のセラピストにとってはご理解いただきにくい「?」という内容かもしれません。でも今までにもよくならなかった患者さんが何人かいたと思います。その方のことを振り返りながらご参加されると何でよくならなかったのかが明確になるかもしれません。 例えば、このブログを読まれている方はご存知だと思いますが、「アレキシサイミア」という言葉を聞いてどういうイメージがわきますでしょうか?アレキシサイミアは慢性痛に関わる心理的な特徴です。また近年話題となっている「大人の発達障害」。これも場合により慢性的な痛みに大きく関わります。リハビリテーション系の成書にもまだあまりかかれていないことに対して、臨床的経験と論文・文献からのエビデンスをあわせて、皆さんと議論しながら進める比較的珍しい講習会です。是非慢性的な痛みに対応する機会が多いセラピストの皆さんはご参加ください。痛みの訴えが多い利用者にお困りの介護保険系施設の方や運動器系以外のセラピスト(特に神経系)の方にもお勧めです。 症例の提示を多くして、わかりやすく伝えます。また、運動療法実技も結構しっかりやります。 お申し込みは↓ 広島リハビリ勉強会intake&ouputさんのHP ■テーマ:慢性痛への全人間的アプローチ~治らない痛みへの理解~ ■日時: 2015年11月28日(土) 13時~18時 2015年11月29日(日) 10時~17時 ※両日ともに受付は30分前より開始します。 ※途中休憩をはさみます。会場での飲食は可能で徒歩5分でコンビニがあります。 ■場所: 広島ホームテレビ多目的ホール ■住所: 広島県広島市中区白島北町19-2 地図はこちらから ■金額: 12000円 振込手数料はご負担をお願いします ■定員: 20名 ■準備物: 筆記用具、動きやす服装 ■注意点: 5分以内に自動返信メールが届かない場合は、in.and.out1026@gmail.comにご連絡下さい! 面白い記事も多いHPなので必見です。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 03 Nov
    • 【むー】結局「結果を出す」ってなんだったのか?

      ソマトサイコロジストのロペスです。 理学療法で結果を出す、という表現。そういうタイトルの書籍も出版されていて、なんとなくリハビリ界で一般用語となりつつあるようにも感じますが(運動器理学療法だけだと思いますが)、働けば働くほど違和感を感じるようになりました。何でかというと、結果を出した!と思っているセラピストと患者さんとの間の感じ方にめちゃめちゃ開きがあるからです。患者不在というか、セラピストのエゴというか。 経験に基づく話で住みませんが、結論を先に申し上げると、「結果が出たとき」というのは、少しずつ毎回の成果を積み上げていき、患者さんが回復した。その経験の積み重ねにより、人を動かしたり環境が変わったり、周りの理解が得られたり、難しい疾患がなんだかいつの間にか苦手でなくなったり、などなど。長期的な変化の中で感じられる、セラピスト自身の成果だと思います。あの本を著した大御所先生も、「すぐに結果を」なんてハナから思ってもないと思います。だって何十年の経験の蓄積でしょうし。 なので、その時痛みがよくなった、少しアライメントが変わった、筋緊張が変化した、姿勢がよくなった。もちろん一回一回の変化を見ていく目の能力、手の能力は大事だけどそれを結果と思っているのなら、違うなと思います。一回の成果がでやすい、病院に入院している整形術後の患者さん相手ならなおさら。回復過程にあるのだからよくなるにきまっている。介護保険分野だとそうはいかない。 結果というのは長いスパンの中で、変化するセラピストそのものなのかなと思います。また成果がでなくてもしっかり付き合っていくことがセラピストの役目でもあると思います。よくならない病気の肩もいますからね。 ゴールはないし、常に自分の中に追い求めるもので患者さんに結果を求めるのは違うよというお話。 今日も読んでくださりありがとうございました。

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  • 29 Oct
    • 【ほー】不思議の国のアリス症候群

      ソマトサイコロジストのロペスです。 最近頭痛のリハビリについて書いていますが、興味深い症状について勉強しましたので、ブログ書きます。 不思議の国のアリス症候群(Alice in Wonderland syndrome、AIWS)についてです。なんとなく字面で判断すると、大人になりきれないニートのような病気か?とか思ってしまいます(それはピーターパンですが)。しかしこのAIWSはちょっと違います。 詳しくはウィキペディアを見たほうが早いのですが、典型的な症状として、眼に障害がないのに周りのものがでっかくなったり小さくなったり見える症状です。大きく見えてしまうのを大視症、小さく見えてしまうのを小視症、ひずんで見えるのを変視症ともいいます。無論、不思議の国のアリスに出てくるように、アリスが小さくなってしまったエピソードにたとえてこの病名がつきました。 なんでこれをいきなり取り上げるのかというと、原因はまったく不明なのですが、片頭痛の患者さんにこれが起こりやすいというのです。アリスの作者である、ルイスキャロル自身が片頭痛もちで、この症状を経験していて物語に取り入れたのではないかとも言われています。 症例報告は少ないとのことですが、日本頭痛学会で報告されていました。本当に世界がどうにかなってしまったと感じたのか、他人の家に侵入しておおごとになってしまったことまで書いてあり、ものすごいADL障害になるんだなと思いました。高次脳機能障害ですね。 頭痛の治療で治るようですが、本当に片頭痛は恐ろしいです。また勉強のとてもマニアックですね。 今日はここまで。読んでくださりありがとうございました。

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プロフィール

ロペスas身心理学療法士

性別:
男性
血液型:
AB型
お住まいの地域:
東京都
自己紹介:
痛みを中心に見ている理学療法士です。 資格:理学療法士(運動器認定理学療法士)・福祉住環境コーディ...

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