【むー】更年期障害と痛み

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ソマトサイコロジストのロペスです。

今年に入ってから担当した、40~50才代の女性の患者さんの何人かが、不定愁訴とまではいわないまでも、不自然な部位の痛みを訴えていました。無論、医師の診察で原因がわからないと言われて、当院に来て当院のペイン医師でもこれは不明だということでリハビリにまで至ったわけですが、一部関節変性やRAの疑いとかまではわかっていたりしていました。

しかしリハビリを始めるとほんの2~3回、人によっては1回で相当な改善が得られる事例が続いていました。罹患期間は各々なのですが1年以上の方もいて、その割には早い改善ではないかと思いました。共通していた理学療法所見は胸椎の可動性低下と胸椎の弯曲の減少もしくは増大でした。まあここはどの部位の痛みの人でも調子を崩す部位ではあるのですが、目立っていました。そしてもう一つ共通していたのが自律神経徴候です。多汗症気味であることと、ホットフラッシュがある方もいます。
もうお気づきの方もいるかもしれませんが、更年期障害によっても関節痛が出たりします。私も途中で気づいて、理学療法で関節や姿勢へ注目するのはほどほどにして自律神経を調整するように切り替えました。そうすると、ほとんど痛みがないという状態になりまして、更年期障害による症状も多彩なんだなーと気づいたわけです。医師にはそのような要素が大きいと伝え、漢方を処方してもらったりしてフォローしてもらいました。

患者さんの訴えも、こんなに痛みがよくなると思わなかった。以前も他の部位の痛みがあったけど、それ以上に更年期にも悩まされていて、ウィメンズクリニックにも行ってるということをお話しされていました。更年期障害の症状もかなり抑えられていてのままリハビリを続けたい、という方もいらっしゃいます。

調べてみると更年期障害に対する運動療法は効果があるという報告もあり、推奨されていて、そのような運動を提供するサークルも結構あるみたいです。勉強になるなあ。
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姿勢などにアプローチしていてもよくなったかもしれないけど、アセスメントをしっかりしてセラピストがしっかりターゲットを明確にして理学療法を行った方が、いい結果が出るということを改めて感じることができました。

今後の落としどころですよね。運動器リハは150日。セルフケアはばっちりできていますが、やはりいつでもきていいよ、という場所があるか内顆で患者さんは不安が違いますから場所を提供していくことも大事だと思います。

今日も読んでくださりありがとうございました。


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