訃報~星羅となおちゃん~そして・・・ | 言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

3本の脚を虐待できられてしまった育生(なるみ)ちゃんをきっかけに始まったブログででしたが、
チョコママの猫レスキューをしている日常の様子をご紹介してます。素敵なご縁探しもしています。


在りし日の星羅です

ガリガリに痩せて怒りの中のあなたを保護したのは3年前

センターからセンター内で赤ちゃんが生まれたけれど
次々亡くなっているという事で
赤にゃんの緊急での引上げに行った日

その日は、猫に咬まれアナフィラキーシーショックで
病院に通っていた日で、あきらめようかな?と思いつつも

主人がセンターまで連れて行ってくれた

星羅は処分予定に変更されてた
赤ちゃんもなくなり、凶暴、かつ飼主の飼育放棄だから・・・
処分保留だったのは、赤ちゃんにおっぱいを飲ませる為

姉妹の小町の赤ちゃんを連れ帰る事に・・・
母猫もおいて帰っていいよというほどに
凶暴・・・

可愛い顔だけどスタッフみんな襲われました

星羅は子宮がボロボロで、出血が止まらず
一か八かの緊急手術
退院するころには、先生に
「もう怖いから無理!!」と言われてたよね

小町、星羅共に、やさぐれにゃん、凶暴にゃんと言われながらも
シェルターで過ごしてきていました

星羅が体調を崩し約2年
がんばったよね

隙があれ…投薬
抑え込んでの血液検査

ごめんね

あなたたち姉妹の赤ちゃんが
きっとママたちを生かしてくださいと
繋いでくれた命だと私は思っています

もう少し、仲良くなりたかったな

星羅は、なおちゃんと一緒に荼毘にふしました

今頃、自分の子供たちと再会しているかもしれません
星羅の子供たちの妹分のなおちゃんを連れて…


そして、なおちゃん


Cattery BRANCHE (ボランティア)さんが
緊急搬送を引き受けてくださり、東名高速を使って
病院までの搬送。

繋がったと思った命
こときれてしまいました

ただ、、、混んでいる病院だったにもかかわらず
「先生、エマージェンシー」の声掛けに
救命処置をしていただいて、
沢山の方から励ましをもらい
沢山の方から暖かい見送りのメッセージを頂きました

いつも、動物たち、そしてたんぽぽのスタッフへの励まし
ありがとうございます

ただ…星羅やなおちゃんの死を見届け
見送る中で、やるせない思いがあり
スタッフや関係者の中で涙がいくつも零れ落ちました

鎌倉猫行方不明の報告を書く際に
できるだけ、自分の感情は閉じ込めて書きました
コメント、たくさんありがとうございます
ただ、とても悲しかったです
餓え苦しみ、亡くなっていった動物たちへの言葉ではなく
たたき合う言葉がとても切なく

ちょこママを長く知っている方は、もっとはっきり書けばいい
「らしくない」という言葉を投げかけても来ました

たんぽぽの里の猫を守る立場の人間として
感情の赴くままに書くことはできませんし
かける事、書けない事がある中で
お伝えすべき点を書いてきました。

今回ブログを書くにあたり、
3度も消えてしまい、書くのをやめようかな?ともおもいました

ただ、星羅の記事は書かなければいけない
星羅となおちゃんの死を語るときに、
自分の心に抗うことなかれと背中を押された気がします

今年1年、本当に多くの多頭崩壊がありました
そこにも人知れず、亡くなっていった
無念の思いをかかえた動物たちがいます

全国のセンター、保健所には
同じように人に裏切られて無念の思いを抱えた動物たちが
ねむっています

1匹であっても多頭であっても
崩壊は崩壊をいう事をどうか知ってください

世知辛い世の中ですが
沢山の優しい思いを持つ方のおかげで
動物を救う活動は続いていくと思います
行政職員であっても、ボランティア、動物好きの人

それぞれができる事を繋いで
命がつながっている事に感謝をしています

処分当日、赤ちゃんを産んで処分保留になった星羅

凶暴猫星羅を譲渡してくださったセンター職員さん
彼が譲渡をしてくれなかったら繋がりませんでした

小町が赤ちゃんを産まなければ
私はセンターから呼ばれることもなかった

偶然がたくさん重なって星羅が来ました

凶暴だって猫は猫
保護猫です

なおちゃんも危篤状態で
行政によっては、どうせ死ぬかもしれないと
(言葉が悪くすみません)放置されれば
処分でした

助かるならば…そう願い
繋いでくれた*神奈川県動物保護センターの職員がいたからこそ、
なおちゃんは、みんなに愛されました


鎌倉猫も、センターに収容されそうになり
処分回避の為に沢山の話し合いをしました

緊急事態は突然起こり、
その都度、最善はつくしていますが
アクシデントはつきもので
情報は錯綜します

たった5日で90匹の命を繋ぐ為に
同時に小田原の猫77匹の命も舞込み
小田原猫さんは犬猫救済の輪さんが全面的に対応
ちょこママは77頭の捕獲と7匹の保護と
多大なご迷惑もおかけしましたが
代表さんは、「大変なの解っているから大丈夫」
と励ましてくれました
たんぽぽの里のスタッフ、ボランティアにも
多大の迷惑をかけてのレスキュー
何より、先住保護猫たちへの負担も
大きかったことは言うまでもありません

それでも、助けなければ途切れてしまう命
きれいごとではすみません

鎌倉猫崩壊で警察に刑事告訴までされそうになるなど
実は裏で色々ありました
でも、刑事さん達は保護時に110番で対応していたので
被害届を警察が受理しませんでした

崩壊現場の裏側には、伝えたくても動物たちを助けるために
伝えられない沢山の事があるという事を
どうかご理解ください

ちょこママは、鎌倉猫行方不明に関して
虚偽の報告は一切しておりません

ただ、一つ訂正があります
9月29日に警察経由でセンター搬送ではなく
関係者によってセンターに搬送されたという事が
月曜日に関係者より指摘されましたのでご報告させていただきます

無念の思いを抱えて亡くなっていく動物が
いなくなることを願って…

合掌


追記
鎌倉猫さん、他の行方不明動物の情報収集の為に
沢山の方々が拡散してくださった事
ありがとうございました