アトム永眠(被災))永眠 | 言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

言葉を話せない動物たちからのSOS ~殺処分される命を救うために~

3本の脚を虐待できられてしまった育生(なるみ)ちゃんをきっかけに始まったブログででしたが、
チョコママの猫レスキューをしている日常の様子をご紹介してます。素敵なご縁探しもしています。

犬猫救済の輪の結さんと被災のあった年の暮れに
一斉保護の可能期間がわずか数日もらえた時に
結さんの保護した猫さんでお預かりをしていました

ものすごい怒りんぼぼうで
もしかしたら生粋のノラちゃんか
お外で飼われていた猫さんだったかもしれません

なんてたって気高く
そうやすやすとは触れさせてくれません

1年たって…
やっと、土佐かつおほしさに
心を開きはじめても
見知らぬ人間の差し出したものには
猫パンチ後の流血なんてのもザラでした。

風邪をひくと、
土佐かつおにお薬忍ばせたり
あとむとわたしのおつきあいは
一定の距離を保ちながら続きました。

被災猫さんのばあい
シャーシャーの凶暴猫さんが
なつき始めると、リンパ腫とか発生する場合が多くて
tontonといつも言ってた言葉があって
「元気であれば、やさぐれていてもいいから
ながいきしておくれ」と・・・
気を許した途端…発症することがおおいから
そんな言葉がでてきたんですけど・・・

アトムの場合、
機嫌が良ければ
少しだけなぜさせてくれるようにはなってたけれど
基本、凶暴につき・・・でした

10日前に、いよいよ捕まえられるようになり
病院に・・・

アトムを無理に捕獲して病院に行っても
何もできないの解っていたから
覚悟の上で、様子を見ていました

そして受診・・・アトム君・・・
「さわるんじゃね~よ」と
先生の手をガブリ…流血半端なかったです

そんな中でも血液検査をして
諸々できる検査をして

血液すべてにおいての異常・・・
わかっていたけれど
堪える現実

強制給仕以外に生きる道はないと
そして・・・
頑張っての皮下補液と胃腸を動かすお薬にステロイド

もう、アトムが受け入れる事だけをしますと

皮下補液と注射だけの毎日

ダメもとで強制給仕をすると
怒り心頭で暴れるし・・・

口に受け入れる分だけ…

そうきめて9日目の朝
アトムらしく旅立ちました

頑張ったよね…

ガリガリの体で福島で1年近く頑張ってきたアトム

被災がなければ…
原発がなければ…

故郷にいられたはずなのにね


とっても穏やかな顔であさ4時3分
息を引き取りました

凶暴でも…
アトム…
大好きだったよ・・・

初めて背中をなぜさせてくれたあの日
初めて手から土佐かつおをあげたあの日
すりごろさんとは程遠くても
アトムとの思い出・・・大切な思い出
ありがとうね

昨日の夜・・・
我が家のリビングでふらふら散歩

どこにそれだけの体力があったのだろう
「俺は元気だからほっておけ」とばかりでしたね
最期の土佐かつおはほんの少しだけ口にしていました

とても気高いアトム
お疲れ様でした

そして、ありがとう

ゆっくり休んでね

土佐かつおお土産に入れないとね…