こんにちは、犬真(いぬまさ)店長のmasamiです。

日本行動分析学会で、「体罰に反対する声明」が
昨年発表されていました
この声明文では、人だけでなく犬などの動物に
対しても
体罰を使用しないことをかかげています。

例えば、問題ととらえる行動に対して、

罰(声明文内では苦痛刺激)を使って行動を減らすのではなく、
良い行動を増やして、結果として問題の行動が減る
という状況を提案していくことになります。

もちろん、良い行動を増やしていく場合にも
犬にとって嫌なことを用いた方法をとらないことが
あげられています。
(行動を増やす方法として、良い行動をしたときに
 報酬を与えるやり方と飼い主が苦痛刺激を与えながら
 良い行動をしたら、苦痛刺激を止めるという方法が
 あります。
 例えば、犬にオスワリを教える場合にオスワリを
 したらオヤツをあげる方法と始めに犬のリードを
 引っ張って苦しくさせておいて、オスワリをしたら
 リードを緩めて苦しさから解放するなどのやり方)

少し専門用語も含まれていますが、なぜ報酬ベースの
トレーニングがいいのか、罰を用いた場合の問題点
なども書いてありますので、興味のある方はぜひ一度
読んでみてください。