バリ人が結婚するって大変だ。 | ロンボク発Dewiのしつけの足りない犬たちとの日々。

ロンボク発Dewiのしつけの足りない犬たちとの日々。

インドネシア・ロンボク島スンギギで、バリ人の夫と南洋真珠、シルバーアクセサリーのお店&ネットショップをやっております。
犬5匹、猫4匹、鳥1羽とのロンボク島生活あれこれを書いてます。

今日も犬ネタでないぐぅぐぅんですが・・・。

来週、バリに住む夫の従兄弟ロンボクに住むバリ人の女性
結婚式ラブラブを挙げるのですが、

式の前に花嫁さんを新郎の家に迎え入れるという儀式がバリにはあって、
今日がその日でした。


しつけの足りない犬たちとの日々。

今日の主役、従兄弟のグスディ。

なかなかのイケメン君です。
色々気ままにやってきたようですが、年貢の納め時?にひひのようで。

夫の家族には背の高い人が多いのですが、彼はダントツ高い
本人は、1m99cmだと言っておりますが、絶対2m以上あると睨んでおります。(笑)


しつけの足りない犬たちとの日々。

バリやロンボクに住む一族30人ほど、車5台を連ねて、
お嫁さんのおうちに向かいます。


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彼女の家に到着し、ファミリーテンプルで待つ
お嫁さんとその家族(女性のみ)の中に女性陣だけ入って着席。


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男性陣はというと、新郎も含め、外で待機

両家、対面して座ります。
向こう側がお嫁さんの家族、手前が新郎の家族。


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この女性がお嫁ちゃんドキドキ
背も高く結構な美人さんです。


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お嫁さんだけで様々な儀式を行っています。
これで生家とお別れ、という意味の儀式でしょうか?


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お嫁さんの儀式が終わると、外で待機していた新郎のお出ましです。


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ご両人ラブラブがようやく席を共にしました。バリの儀式は時間をかけますな~。


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新郎、彼のご両親、花嫁さんの親戚一同でお祈り。
この時、新郎側の親族の女性陣はお祈りしません

私は一緒に手を合わせようとしたら、義母に「やらないのよっ」と目くばせされました。
(何も分かっていない嫁です汗

そしてこれがお嫁さんにとって、建前上、生家のお寺で祈りを奉げる最後の日となります。
まさに「家を出る」、という事ですね。(じーん)


しつけの足りない犬たちとの日々。

いよいよ大詰め、仲人にあたる男性が両家に話をしています。

この後、お嫁さん側が用意した食事を皆で食べ、
彼女ひとり、新郎のおうちに向かいます。

お父さん、お母さん、さようなら、行ってきますという事ですね。(再び、じーん)


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夫の本家に到着。すぐに入るのかと思いきや、
門の前でお祈りをして、やっとお嫁さんもおうちに入れました。

背後で、重いビデオカメラ抱えて撮影しているバリのハリキリ娘(従姉妹)
新郎が部屋を出るところから、ずうっとカメラで追ってました。


しつけの足りない犬たちとの日々。

あ~、やっとくつろげたわ~っ音譜て感じでしょうか。
お疲れ様でした。

こうして結婚式の前にお嫁さんが新郎の家に入るのですが、
この儀式、両家にとって金銭的にも結構な負担です。

でも慣習としての段階は追わなければならない、という事で
両家公認のもと新郎が新婦をさらっていくという形にする家も多いです。

そうすれば、儀式も省略
さらわれたならしょうがない、結婚させましょう、となる訳です(笑)。

いきなり結婚式が挙げられないという慣習も面倒なものですね~。


来週のバリでの結婚式に私達も出るつもりではありますが、何せ犬猫いっぱい
夫の家族もみんなバリに行くので、面倒を見てくれる人もいません。

朝一の飛行機でバリに行って、式に出席、すぐにまた夕方の飛行機で戻るという、
あわただしいスケジュールになってしまいます。

せっかくバリに行くのに勿体無い~ショック!。(って何のために行くんだか)
せめて一泊ぐらいはしたいけど、やっぱり無理だろうなあ。。。


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