【来るべき台湾危機と民主的外交政策について】

これまで、12月31日付弊ブログ記事「台湾総統選挙、台湾有事、日本の国家安全保障について」および1月2日付弊ブログ記事「来るべき台湾危機と安倍政権の選挙戦略について」において、1月16日の総統選挙で選出される新しい台湾総統の下、台中関係が緊迫し、台湾危機が発生、日本が台湾の要請を受けて、集団的自衛権を行使するという可能性について、ご報告・ご説明してまいりました。

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しかしながら、そもそも台中関係は、台中の平和的統一へのロードマップを策定するなど、外交により、平和的・友好的関係を維持することが可能です。日本は、台中の平和的・友好的関係を維持するため、最大限外交力を発揮し、台湾と中国を、側面支援すべきです。

言い換えますと、日本は、アジアの大国として、アジアの平和と安定に責任を持つべきです。台中関係は、日本の安全保障に直結する問題であるからこそ、日本は、台中関係が、平和的に推移することに責任を持つべきです。



台湾危機の可能性 ⇒

選択肢1: 外交的解決(平和的台中統一のロードマップの作成・各国市民の連携)

選択肢2: 軍事的解決(軍事的エスカレーション・集団的自衛権行使)



そのためには、国家安全保障政策を政治家や官僚任せにせず、国民自身が、積極的に情報を収集し、十分な情報に基づき、国家安全保障政策を決定すべきです。それが、民主主義国家における安全保障政策であり、国民の生命・安全・自由を守る、本当の安全保障政策です。

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何よりも大切なことは、台湾、中国、日本の市民が、直接話し合い、連携することだと思います。市民・国民は、紛争を望んでいません。たとえば、インターネットを通じて、市民間のディスカッションや意見交換の場を数多く設けることなどが有効だと思います。

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それぞれの国の政治家や政府職員は、しばしば特定利益と結びつき、国民の生命・安全・自由を守ることよりも、自分たちの特権的地位を守ることの方を優先させがちです。

国家間の対立・紛争は、国家への権限集中につながります。

外交政策に対する国民の監視・監督、外交政策への国民の参加、外交政策の民主化が、紛争を防ぎ、自由と平和を維持することにつながります。

みなさんが声をあげれば、必ず平和が守られます!。

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