それぞれの春 | 光の海で

光の海で

こころの中にある光の海としてのわたし

国公立大学の入試発表があって、1週間が過ぎた。

今年は志望大学に全員合格し、明暗の暗はなくて、本当に嬉しかった。

 

最後の最後まで演習で面倒を見ていた文系の生徒たち。

 

戦国時代の歴史を深く学びたいという歴女のAさん、

福祉の仕事に一生を捧げたいというBさん、

英語力が極めて高く、英米文学科でも良いのでは、

と思った日本語教師を目指すCさん。

 

論文で宗教、哲学関連の問題が出てくると興味津々だったD君。

彼は難関の国立大学に合格したのだが、なぜ人が宗教によって

争わなくてはならないのか、それを研究したいという。

若者がこの地球の平和について、真剣に考えるのは素晴らしいことだ。

 

その他理系の生徒たちも、畜産や生命科学など

それそれが学びたいテーマを持って旅立っていった。

 

彼らの人生の始まりのお手伝いができたこと、

大変なこともたくさんあったけれど、

本当に楽しく美しい時間だった。

 

これからもずっと彼らを応援していきたいと思っている。