『my sister's keeper』
そうしょっちゅう映画館に行かない行けない私は
なるべく “これは映画館で絶対観よう!” と
作品を絞り込んでから出掛けるので
観に行った後は
“いやぁ~やっぱり観に来て良かった!” と
大概満足するのですが・・・
邦題:『私の中のあなた』
2009年 アメリカ
キャメロン・ディアスが初の母親役を演じていると聞いてちょっとびっくり。そういえばそうか。。。
そして両親を訴える二女役のアビゲイル・ブレスリン。
どっかで見た子だなぁと思っていたら、『リトル・ミス・サンシャイン』 のオリーブ役の子でした。
13歳でこんな役者になっちゃうとは。すごい女の子です。
今回はちょっと失敗しました。
オープニングの映像を観ただけで
ダメだ…ヤバい・・・( ̄∇ ̄+)
・・・と一人でプチ・パニックに陥りました。
歳と共に感情がコントロール出来なくなって来ている私は
こういう、感情にもろに訴えてくる作品を
映画館で観てはいけないのです。
こういう映画は、大体 【泣き所】 がいくつか散りばめられてると思うのですが
この映画は、全編がそれ。↑ 少なくとも私にはそうなってしまった。
ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァ。 ↑ ↑ 彼女も素晴らしかった。
このシーン、結構好きです。たまたま写真が見つかって良かった。
私はやり切れない、切ない気持ちにさせられると
お腹の筋肉がヘンに緊張してしまうのですが
今回は初めから終わりまでその状態がずっと続き
もう悲しくて悲しくて、鼻水が止まらなくてどうしようもなかった。
なんでこんな映画を作るんだよ~。゚(T^T)゚。
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しかも、今回は
この映画を観るタイミングも誤りました。
今日はこの後、
ガンを患っている、昔の友人Nと唯一コンタクトを取っている女友達と
Nの様子を聞く為に会う約束をしていたのです。
聞くと、Nの状態は良くないらしい。
大腸に巣食ったガン細胞は、すでにあちこちに転移をしており
食事もろくに取れないほど衰弱してしまっていると聞かされ
言葉が出なかった。
あんなに元気で、むしろきゃーきゃーやかましい位だったNが
今は30kgそこそこしか体重もないと聞いて
またしてもお腹の筋肉が緊張しっぱなしで
早めのビールを呑む事も、食べる事も出来なくなってしまった。
きっとNも、この映画のケイトのように
長くは生きられないかもしれない。
そうなってしまった時、私はどういう気持ちでその時を迎えたら良いのか。
この映画の家族のように、穏やかな気持ちで見送ってあげられるのか。
今はまだ、その自信はありません。
※最後に・・・
この映画をいち早く紹介してくれたLさんへ。
記事が大変参考になりました。ありがとうございましたm(u_u)m
・・・エンドロールの曲、おっしゃる通り、良かったです(・∀・)