『LITTEL MISS SUNSHINE』
正月早々、暗い映画を観るのもなんだし、という事で
これをチョイスしました。
2006年 アメリカ
第79回アカデミー賞 脚本賞・助演男優賞 受賞
6歳の娘・オリーブのミスコン出場の為
ばらばらな家族が中西部のアルバカーキからカリフォルニアのビーチまで
ボロボロのバスに乗って旅する道中のお話。
みな、不思議な?境遇を抱えています。
オリーブはといえば、お腹が出た幼児体型で
どう見てもミスコンに出られるようなキャラではない。
肝心のコンテストで大バケするかと思いきや
冴えないイメージのままステージに上がってしまったのには
思わず笑ってしまいました。
人生の挫折という、ちょっと重苦しいテーマながら
さらっとコミカルに描かれていて、なんとも清々しい気分にさせてもらいました。
アメリカ特有の乾いた空気感と陽気さも、画面いっぱいに現れていて
それを観るだけでも、じわじわと気分が軽くなります。
何だか暗いニュースの多い年明けに
我ながらナイスチョイスだったと満足しています。
・・・なんだかんだと言い訳をつけて
結局去年はあまり劇場公開ものを観ませんでした。
今年は何か、観に行きたい気分ではあります。