漆塗りのキーボード | 丸の内で働く社長のフロク Powered by アメブロ

漆塗りのキーボード

たまには、雑誌も読んでみるものです。





なかなかおもしろくて、役に立たない情報を得ることができる。

漆塗りのキーボードが売られているという記事を読みました。
しかも、キーボードに刻印がない。
つまり、完全なるブラインドタッチキーボード。しかも漆塗り。






実に渋い。プロフェッショナルを感じる一品です。
刻印がなく、打ってみないと正しいかどうかもわからないというストイックさがすごい。






ちょっと購買意欲がそそられましたが、すぐにさめました。
もし、私が著述業かなんかとにかく物書きのプロならば、是非とも買うべきかも知れない。
(あくまでイメージに過ぎないが)かつての文豪が大切に使ったビスコンティの万年筆みたいな、そんな感じでもって、現代なら刻印のない漆塗りのキーボードで執筆(執筆というのか…?)みたいな。






100㎡はあろうという広々とした書斎に、静かに佇むデスク。
空間が広すぎて、ちょっと寒々しく感じられるんだけど、「執筆に集中するためには、むしろ広すぎて、ガランとして味気ないくらいがいい」とか言って。
でもって、普通のキーボードなら、モノが少なくて天井も高いもんだから、一打ごとに反響してうるさいところが、「これ(漆塗りのキーボード)のやわらかいタッチは耳障りな反響がない」とかなんとか軽い自慢をしながら使うには良いと思います。






所詮、私はオフィスユース以外にPCを触ることはほとんどないわけで、また、物書きが専門なわけでもなく、衝動で買うには、かさ張るし…ということで、買うのはやめておきました。
因みに、値段は50万円くらいで、注文生産だそうです。