ハンズオン・ハンズオフ議論
マネジメント・スタイルとか、人によってはマネジメントにおけるストロークだとか…
色々な表現がありますが、マネージする上での「型」がありますね。
当然のことながら、マネジメント・スタイルはその人の個性を率直に表すという
見方が出来ます。
一方、その人の個性が率直に出ているのではなく、その人が育ったビジネス上の
環境によって後天的に身に着けたマネジメントの形式に従って行動している人もいる。
こうしたマネジメントスタイルの中で迷うのが、どこまでハンズオンであるべきか、
はたまた、どこまでハンズオフであるべきか…
ハンズオン、つまりどこまで自らが「手掛けて」いくか。
一方、ハンズオフ、つまりどこまで「手離れ」させるかであります。
もちろん、完全なハンズオンも完全なハンズオフも成り立たないわけで、
オン⇔オフのぶれ幅の中でどの辺のポジションで仕事をするのかという
微妙なバランスの問題になると認識しています。
Ⅰ社は転職を支援する会社であります。
そんなことで、このオン⇔オフの考え方の違いで転職後の組織で苦労するという
ケースが見受けられます。
つまり、入った組織によってオン⇔オフの考え方にかなり隔たりがあるわけです。
フトシさんとナシオさんのシリーズの受けが良かったことを思い出しまして、
今回は「手掛(てがけ)さん」と「手離(てばなれ)さん」の話を展開しようかな…
などと考えております。