NPO 法人 美えな塾の片山やよいです。
いままさに、ストレッチでお世話になっている、SSS のトレーナーのあいちゃんが陣痛と戦っているようです。
わこう助産院で私がやっているマタニティ美えなの講座にも参加してくれました。
陣痛時の痛みは本当に人それぞれです。
痛い!!!とわめく人。
痛くて何も言葉発することができない人。 お腹が痛い人。
腰が砕けそうに痛くなる人。 と様々です。
私は、痛くて言葉発することができない派だったので、陣痛室は静かでした・・・
私のいとこは陣痛中、6時間バランスボールに乗って弾んでいたいたそうです。
ちょうど、会陰が押されて、イキみを逃しやすかったそうですが、
さすがに、産後は足首が筋肉痛だったそうです。
6時間も会陰マッサージのようなことをしていたからか?裂傷はほとんどなかったそう・・(人によります)
先日ガスケアプローチの学会に参加してきました。
陣痛時は、背骨や仙骨を圧迫しないような、仰向けではなく、背中がまっすぐになれる状態(四つ這いとか、バランスボールにうつ伏せで寄りかかるとか)がいい。
というお話がありました。
そして、最後にいきむ時に手を下にするのではなく、手は上にあげて背骨まっすぐ、できれば手のひらで何かを押せるようなポーズになると赤ちゃんは下りて来やすいのだとか。
昔の日本の出産シーンで天井からの紐を握って出産する絵とかを見たことある人いませんか?
姿勢的に理想的なんだそうです。
これ、20年前に知りたかったです・・・(安産でしたが・・・)
私がたくさんの生徒さんや友人に、聞いた話によると、陣痛が始まって、車で病院に移動している時はどんどん陣痛も進んでいたのに、分娩台にのった途端に、陣痛が遠のいた。
という人も結構いるのです。
助産師さん曰く、仙骨の可動も骨盤の可動も制御されてしまって、うまく進まなくなってしまったんだね・・・とのこと。
出産は人の数だけ・・ですが、自分がとりたいポーズをとらせてくれるところは、痛みも逃しやすく、出産は進みやすいのかもしれません。
また、分娩台で出産の場合、足を乗せ、自動的に足は開かれるのですが、その時、股関節の角度は120度くらいになるんだそうです。
自分の股関節が通常90度くらいしか開かない人は、かなりきついですね。最後、ちゃんといきめるでしょうか?
腰が砕けそうになる!と感じる人は、仙腸関節の動きが悪かったり、仙骨が飛び出ていたりする方が多いようです。
骨盤は動くといっても1〜2ミリ程度。その中で一番動くのは仙腸関節と、尾骨ではないでしょうか?
美えなの講座で仙腸関節周りが凝り固まらないような動きをたくさん取り入れています。
出産はどんなに安産でも痛い! その痛みを、緩和していくものは、妊娠前、また、出産前の体作りです。
それも、頑張らない!ということがポイントです! 自分が頑張るのではなく、頑張って出てこようとする赤ちゃんをサポートする。
そんなイメージが一番いいのかな〜と思います。(正常分娩の場合)