多くの病気の患者が、病名にこだわる。
腹が痛い原因、頭痛の原因、腰痛の原因、痛みの原因。
更に、何となく元気がない原因。
これは「何々病」ではないか、インターネットを駆使して病名を探す。
馬鹿馬鹿しいですね。
病名がわかれば、今度は闘病、病気と闘って病気を克服する。
医者のいいつけ、節制、さらに努力に努力を重ねて、病気と向かい合い頑張っている患者。
涙ぐましいが、もううんざりとしかいいようない。
病名なんて知ってどうするの、原因がわかってどうすんの。
いいこともあるだろうが、病名がついてしまって不都合なことも沢山あるんだろう。
ある程度重篤な病気なら、急がなくてもいずれおおよそ病名はわかるだろう。
自分は、強直性脊椎炎と言われたが確定診断がついていない。
また、クローン病だともいわれたが、確定診断をつけてもらっていない。
腸のファイバーを拒否しているからだ。
もちろん胃カメラもやなない。
最近では、強直性脊椎炎もレントゲンさえとらない、だからこの病気かどうかわからない。
要するに、玉虫色にしておけばいいのだ。
今私についてる病名は、血清反応陰性脊椎関節炎、更にベーチェットの腸炎、目に起こるぶどう膜炎。
さらに肝内結石症、更に高安病、さらにエリトマトーデス、すべて疑いで終わっている。
それは、精密検査しないからだ。
今の自分は、病名を精査したいとも思わないし、難病と闘う気持ちももうありません。
検査もこりごりです。
出来るなら、そっとしておいて欲しい、原因は突き止めないことだ。
病名を探ること、更に病気と闘うことは人を幸福しない。
早期発見、早期治療に反対します。