あちこちで「春一番」が吹き荒れた今日。
風の影響はどうでしたか?
こちら岡山では、昨夜が大変でしたが今日は太陽が顔を出し部屋の中から見ると快晴。
しか~~~~し。やはり風は強かったです。
本日の散歩コースは、河原から「沢田柿」という有名な柿を生産してる地域。
岡山と言えば、桃、葡萄の印象が強いですが、ここは秋には「沢田柿祭り」までしています。
柿畑のあたりを散歩してて、紅梅、白梅が並んで咲いてる畑がありました。
今の時期、「カキ」と言えば瀬戸内では特に「牡蠣」を想像しますが、季節外れの柿でスミマセン。
さて、本題です。
表題の「殉愛」です。
金スマでも取り上げられたりしたので、ご存じの方も多いと思います。
関西の視聴率王の「やしきたかじん」さんの最後の2年チョットの闘病の話です。
作者は、あの「永遠の0」「海賊とよばれた男」の百田百樹さんです。
最初のプロローグの所から涙腺緩みっぱなしでした。
読みたいのに字がかすんで見えなくて、イッキに読みたいのに読めなくてなかなか進みませんでした。
こんな経験初めてです。
世間では、ノンフィクションなのに片方のインタビューしかしてないとか、たかじんの娘さんとか
マネージャーとの間の事とか色々と騒いでますが、そんな事全く関係ありません。
(逆にその辺りの話は、気持ちが醒めるので読み飛ばししたいくらいでした)
たかじんの気持ちと、さくらさんの気持ちと看病。
そして二人でのり越えようとする心の強さ。
あのたかじんが泣きながら訴える所。
さくらさんの治療機器探しのド本気さ。
さくらさんがたかじんの体を拭く時の話。
全てにおいて感動しました。
流石、百田さんです。
これだけ涙腺ユルユルで泣けたので、妙にスッキリしました。