最近またボードレールを読み始めました。この前図書館で日本語訳を見つけたので借りてきたのですが、やはり日本語訳があると便利ですね。おかげで、すいすい読めます。この調子でガツンと読み終わりたいですね。そしたら、次はランボーでも読もうかなと。
ところで、今回この本を読んでて思ったんですが、どんなジャンルであれこれから物書きとして生こうという人は、やはり英語で直接ものを書くということは避けて通れないんじゃないかなと思います。日本語の場合、どうしても市場が一億人と小さいので一度ベストセラーが出るとそれと同じジャンルの本を焼畑農業的に作っていくしかありません。それに対して英語の場合、市場が10億人強と桁違いに大きいので、ある程度のヒット作でもそれなりに安定した収入が入ってきます。そういう意味では、おそらくこれからは、英語で本を書くということは避けられない時代になってくるのではないでしょうか。
実際、日本でも中国人なんかは結構日本語で本を出してたりしますから、それはできなくはないと思うんですよね。フランスでも、今年のゴンクール賞は、アメリカ人が受賞してましたし。僕もある程度日本で基礎ができたら、そのうちフランス語で何かものを書いてみたいなと思います。間違ってたら、直してもらえばいいしね。