雑記 | フランス語発音上達ブログ!

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TOEIC980。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智博士課程在学中の井上がフランス語の発音を上達させるための方法について話します。

この前オランダから来てた弟夫婦とその両親が火山のせいで帰れなくなってるという話をしましたが、めでたく金曜に帰れるようになったとのことです。で、昨日会って話してたのですが、なんかオランダの新聞に記事が載ったとか言ってきたので、どういう事か聞いてみたら自分から新聞社にメールしてみたとのことです。自分からメールするってすごいな。さすがうちの弟と結婚するだけのことはあります。しかし、日本に取り残されてる人とか他にもいるだろうと思って聞いてみたら、「家族で来る人とかいない」とのこと。確かにそうかも知れません。











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ところで、話は変わるんですが、昨日テレビで電子書籍の特集してたんですが、ありゃすごいですね。ヴォーグかなんかの雑誌が電子書籍化されてたんですが、ファッションショーとかの様子がそのまま動画として再生されてるんですよね。いやー、びっくりした。なんつーか、もう既に雑誌の域を超えてますね。ああいうの見ると、当たり前すぎて意識しませんでしたけど、本とか雑誌ってのは今まで紙っていう形式に縛られていたんだなあという思いを抱かざるをえませんね。まあ、でも、たしかに僕が書いている語学書とかもそうで、タイプによっては本で出すより絶対電子書籍化したほうがいいものもあるんですよね。実際、これは昔のエントリーに書きましたが、電子辞書に入ってる旅行会話集とかすごい使えますし。本の場合は、どうしても音声と文字を一緒に使うことは出来ないんで、どうしても使いにくさがあるんですけど、電子辞書であれば文字と音声を同一のメディアで扱えるんで、すごく便利なわけです。まあ、もちろん、従来の本が消えるわけはないですが、少しずつ電子書籍と従来の本の棲み分けが進んでいくのかなと。



でも、普通の本を電子書籍で読むというのはどこまで日本で普及するんでしょうか?語学書とか、あと一部の雑誌みたいに、メディアが変わることで新しく進化するタイプの書籍であれば、これは電子書籍に行くのも分かるんですよね。僕もサッカー雑誌が電子書籍化されて、メッシの特典シーンとか画像で見れるなら、間違いなく紙の雑誌買わなくなりますし。でも、普通の本を電子書籍で読むというのはいまいちわかるようなわからないような感じですね。アメリカみたいに、本屋に行くまで車で何十分という環境ならまだしも、日本みたいに本屋が近いとそこまで魅力がないのかなと。でも、本屋行っても見つからない本もたくさんあるし、やっぱりアマゾンが流行ったみたいに、電子書籍も流行るのでしょうか。



まあ、こういうのはよく分からないですね。とりあえず、自分でためせって感じでしょうか。昨日携帯がぶっ壊れたので、いっそ今のAUから鞍替えしてiphoneにするのもいいかもしれません。乗り換えキャンペーンみたいなのやってないんですかね。



ところで、今僕は英語の文法書を書いてるんですが、たぶん僕は大雑把に詳しい文法書を書きたいんですよね。大雑把に詳しいというとそれ自体がオキシモーロン(日本語だと自家撞着でしたっけ?)みたいな感じですが、要するに英語の文法の全体像がさくっとつかめて、その上でかつ日本人が英語を勉強してると気になるような所も説明できるといいなあという感じです。僕は伊、仏、西みたいにロマンス語が何個かある程度できるんですが、なんでできるかっていうと、やっぱり勉強する前から全体像がつかめてるからなんですよね。で、実際勉強する段になると、その全体像から外れている部分を文法書とかで少しずつ微調整していって、本当に細かいところはインプットを増やしたり、問題を解くことで身につけてくわけですが、その全体像および微調整の部分を上手く組み合わせることが出来ないかなと思うんですよね。例えば過去形だったら、単に過去形の作り方で終わるわけでもなく、かといって過去形の細かい用法を全部網羅するわけでもなく、ただ過去形の基本的な知識(活用・疑問文&否定文の作り方)に加えて「I knew it.が「やっぱり」になるのは「過去形ってのは現在とは切れた過去を表すから、”知っていた”→”忘れた”→”今思い出した”というニュアンスが出てくる」とか、その程度のちょっとつっこんだ知識を説明できたらということです。



で、今書いてて思ったんですけど、実はこの本とかも電子書籍の方がやりやすいのかも知れませんね。大雑把に詳しいということなので、ある程度疑問文の作り方とかにも触れざるを得ないけど、そこはメインの知識じゃないので、枠に入れたり吹き出しに入れたりして、本文と違う形で隔離することで、上手く自分が読んで欲しいところだけを読んでくれるようにデザインに気をつかわないと行けないんだろうなと言うことは書いてて分かるんですけど、多分こう言うのって電子書籍とかなら過去形の活用みたいに赤字にしたりして、そこからジャンプさせたり出来るんでしょうね。そう言う意味では参考書とかも電子書籍の方がやりやすいのかもしれません。なるほどなあ。



まあ、この電子書籍というのは色々考えられる話題ではありますね。ふむ。