雑記 | フランス語発音上達ブログ!

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TOEIC980。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智博士課程在学中の井上がフランス語の発音を上達させるための方法について話します。









捨てる英語勉強法<リスニング編>ネイティブ英語は海外ドラマで学ぶ著者:井上 大輔
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訂正案:業務連絡
捨てる英語のリスニング編のP27とp28の”Let me know”(えっーと)は"Let me
see"の間違いです。読者の方から連絡いただきました。ありがとうございます。











ふつうな私のゆるゆる作家生活著者:益田 ミリ
販売元:文藝春秋
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ところで、先日「すーちゃん」でヒットした益田ミリさんの「ふつうな私のゆるゆる作家生活」という本を読んだんですが、これどう見ても主人公普通じゃありません。ていうか、そもそもロバ山ロバ子(「OLはえらい」)とかいう名前のロバをマンガの主人公にするあたり、感性が突き抜けまくってます。だいたい、著者は食事の時の量が気になる自分は大物になれない性格ですとか書いてあるが、川柳を作ったこともないのに「川柳作れます」って売り込むとかってどう考えても大物以外の何者でもないですよね。それに、学生時代にコピーの賞を何回ももらった書いてあるけど、「それ才能あるやん!」ってみたいな。どう考えても、それはふつうではなくすごいだろう。すごいと言えば、コピーライターの面接行った時に、大学で油絵勉強してたから油絵持って行ったってエピソードもファンキーです。おそらく、読者全員「そりゃ面接落ちるだろう!」って心の中でつっこんだはずです。



個人的にはかなり面白い本だと思うので、見かけたら是非手に取ってみてください。しかし、この4コマだけど話が続いていくと言う手法は面白いですね。そのうち昔の教え子とダーリンは外国人的な英語のマンガとかかけないかなとか思うんですが、そこでこの4コマ続きマンガという手法を取り入れてもいいのかなと思いました。











「フォーカス・オン・フォーム」を取り入れた新しい英語教育著者:和泉 伸一
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後、先日紹介したフォーカスオンフォームをぼちぼち読んでたんですが、p85に書いてある「生徒が内容豊かなインプットに接したときに発揮する本来の学習能力を、教師は決して過小評価してはならない」とのを読んで、「うーん」とうなりました。なんつーか、現在の日本の教育ってのは英語に限らず、どっかで「教えたことしか頭に入らない」という考えが根底に流れてる気がするんですけど、個人的にはそれは違うと思うんですよね。もちろん、教えたことが頭にはいるのは事実ですが、それ意外に自分でなんかすることによって身につく事ってたくさんあると思うんですよ。で、個人的には、そういう事というのがいろんな場面でないがしろにされすぎてる気がするんですよね。だから、そうした「自然な学習」というのをもう少し大切にしてもいいのかなと。



ただ、これが難しいのは「自然な学習」だからと言ってほっておくと、ジーコが監督してたとき見たいに、どうしていいか途中でわからなくなって成長が止まってしまうことがあることだと思うんですよね。だから、そう言う意味ではフォーカスオンフォームのように、どっかで教える側がパッケージングをする必要があるのかなと。で、僕は教育業界にいるから分かるんですけど、いわゆる「効率的な学習」だったり「効果的な学習」のパッケージングってのはだいぶ進んでいると思うんですけど、「自然な学習」のパッケージングってのはまだやってる人が少ないと思うんですよね。



と言われてもよく分からないだろうかもう少し「効率的な学習」のパッケージングについて説明すると、例えばこの前とある塾の人と話してたときに、その人が「15分まとめて問題を解かせるより、2分とかで解かせることで自分がこの解法を使って出来るようになった感を売りたい」って言ってましたが、僕はこれ見てすごく新しい発想だなと思ったんですよね。というのは、多分いわゆる伝統的な教師の感覚だと、「15分集中できないやつは集中力がない」って切り捨てちゃうと思うんですよね。でも、そこで発想を転換して、15分間じゃなくて2分に区切ることで、「出来る自分」という感覚を味合わせるというのは、発想としては新しいと思うんですよね。



で、こういう考え方自体は僕はいいと思うんですけど、ただ一方でやっぱり15分間やらせることも必要は必要だと思うんですね。まあ、平たく言えば、簡単にしようがないことを簡単じゃないまま味わわせることもいるのかなと。よく、「わかってることは簡単に言える」って言うけど、あれ個人的には嘘だと思うんですよね。だって、例えば日本語のテニオハの使い分けとか僕ら出来てもそのルールを口で説明できないじゃないですか。なんつーか、世の中にはその複雑さを複雑さとして取らざるを得ない現象が存在すると思うし、そういう複雑な現象にどうやって取り組むかというのは、今の日本においてすごくおろそかにされてる気がするんですよね。だから、そういう複雑なものに対しての取り組み方というのをパッケージングするのは何らかの形で必要なのかなと。



しかし、そう言う意味では、この前出したリスニング編とかもそう言うコンセプトに沿ってるのかもしれません。まあ、てか、単純に「これさえやってれば出来るようになる」みたいな話が嫌いなんですよね。そう言う意味では、英語の本って言う枠組みを超えて「効率を意図的に落とす」事の大切さとかを説明する本を書いてもいいのかなとは思うんですが、この前やってみたらできませんでした。なので、今はとりあえず先に文法書をやってしまおうと思ってます。まあ、そのうちそういう一般的なテーマの本も書けるでしょう。



昨日とおとといのスペイン語の勉強



オーディオブック3時間ほど、「文法から学べるスペイン語」読む、文法問題集とく。



しかし、このオーディオブックを聞くのはいい勉強法ですね。とりあえず、スペイン語はこれをメインにやってみようと思います。うまくいったら、そのうち英語のリーディング本でも書こう。まあ、英語みたいに発音がめんどくさい言語に通用するのかと言う自分ないつっこみもありますが。



とっぴんぱらりのぷう。