東御苑の植物をもう少し紹介します。
この時期、バラ以外に見かけたのは以下の白い植物ばかりです。
花の色彩がかなり統一されているのも計算されているのか
お庭の一体感がより感じられました。
まずはヤマボウシ。
一番にこの木が目にとまりました。
ヤマボウシはほとんど今まで見たことがなかったのですが、
こんなに大きな木になるのですね。
山で見てみたいです。
ハナミズキはアメリカヤマボウシで外国の植物ですが、
ヤマボウシは日本に古来からある植物です。
ハナミズキはGWごろに花が咲きますが、
ヤマボウシは5月後半から咲き始めます。
ハナミズキよりも日本の自然に非常に溶け込んでいて、
東御苑ではいくつかの箇所にこの木が植えられていました。
こちらも白一色に染まった植物。
ウツギです。
ウツギは卯の花、つまり旧暦4月の卯月の花です。
この花が咲くと田植えがそろそろ始まることをあらわし、
タニウツギなどピンクの花もあります。
万葉集でもたくさん詠まれている植物です。
そして、ドクダミ。
下を見るといたるところにたくさん咲いていました。
雨あがりの少し蒸した日だったので
どこもしっとりと日本の夏のはじまりの水気を感じ、
西洋の夏至の頃のカラっと感とは違って、
日本の夏至の頃というのは
より湿気から受ける影響を守るような白さが必要な気がします。
もう少ししたら咲くクリの花も白いですしね。
白い花のフラワーレメディーは一般的に
守護や統合、浄化に使うものも多く、
日本の白い花のレメディーもとても興味深いところです。
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