ユウガオの実と鳥肉のミャンマー伝統料理 | INJカルチャーセンターのブログ

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 ミンガラバー(こんにちは)。INJミャンマー語講師のキンです。

 これから、INJでミャンマー語を教えることになりました。ミャンマー語に興味をお持ちの方は、ぜひ一緒に勉強しましょう。どうぞよろしくお願いします。

 さて、今日は、ミャンマーの伝統的な食材と料理をご紹介したいと思います。

 ミャンマー人なら、だれもが愛する伝統的な野菜は、ユウガオの実です。ユウガオの実は、アフリカやアジアの熱帯地方の原産で、ミャンマー語でブー・テー[buu tee]と呼ばれています。日本では、このユウガオの実の果肉をひも状にむいて、乾燥させた「かんぴょう」が有名です。

 ユウガオの実は、ミャンマーでは、一年中手に入れることができます。日本では、夏に八百屋で見かけることがあります。私は、毎年、その時期を楽しみに待っています。ユウガオの実が丸ごと手に入れば、いろいろな料理を楽しむことができます。

 皮をむいたユウガオの実をそのまま天ぷらにしたり、鶏肉やエビと一緒にスープカレー風にすると、とてもおいしいです。

 最近、このブー・テー [buu tee] がミャンマーで話題になりました。国交開始50周年を記念して、2016年6月7日から3日間ミャンマーを訪問したシンガポールのリー・シェンロン首相を歓迎するパーティーで、ブー・テー[buu tee]を使ったミャンマー伝統料理「バチラアチキンカレー」が出されたのです。

 


 写真は、ミャンマーを訪問したシンガポール首相歓迎会メニューです。左から4番目の緑色の料理が「バチラアチキンカレー」です。 

 この夏、ユウガオの実を見かけたら、ぜひ試してみてください。


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