プチアイディア商品を発明? 鼻水吸引機! | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<療育施設>

翔の熱は一晩で下がった。機嫌は悪く鼻水がでるがほぼ回復した。市販されている鼻水を吸い取る器具があるが、実は使用するには欠点がある。鼻水の出ている穴に器具の先を当てて吸い取ると器具の底に鼻水が溜まるというものだが、“吸引力”は親が“管を吸う力”で発生するのである。つまり、子供の鼻から出た空気を親が吸うのだ。これは、どう考えても頂けない。(ーー;) 今まさに風邪をひいている子供の鼻から出た空気には、その病原菌なりウィルスが含まれている可能性が非常に高いからだ。現に私もワイフもその後風邪が移ってしまった。苦しがる子供を楽にしてあげたいし、吸い取ったほうが中耳炎などにならなくて良いという事を聞いてはいるが、自分が体調を崩しては、元も子もない。

しかし、今回は少し違った。親が吸うという行為がいけないのなら、機械を使う事にした。と言っても掃除機では吸引力がありすぎるので、ワイフの美顔器具を拝借する事にした。写真を見て頂ければ一目瞭然。でもこんなの直ぐにオプションで出来そうな物なのだが・・・、意外と世の中にはないね!

鼻水吸引機

吸引力も丁度良く、鼻水を隅々まで取ってくれるので、呼吸が楽になりご機嫌だ。ただし、吸い取っている時は暴れまくるので大変だ。