【プレジデントオンライン掲載!】「自己肯定感が高い=ポジティブ」?【自己肯定感】 | 自己肯定感の第一人者中島輝 Official Blog

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作家/心理カウンセラー/対人関係評論家 独自の自己肯定感理論を構築し人財育成を行い、受講生は3万を超える。自己肯定感に関する本は累計65万部を超える。

プレジデントオンラインにて、

 

子どもは「やる気のない大人」を

よく見ている…

日本の若者が

「自分自身に満足できない」

根本原因

 

が掲載されました❗️

 

 

 

記事はこちら▼

 

 

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自己肯定感が高いとは、

自己評価が高い、

自信家の人のことだと思っていませんか?

 

 

自己肯定感を高めるには、

承認欲求が満たされればいいと

思っていませんか?

 

 

自己肯定感を高めるには、

ポジティブシンキングに

ならなければいけないと

思っていないでしょうか?

 

 

実はこれ全部勘違いです。

 

 

子育てに取り組む上で、

自己肯定感を正しく認識することは大切です。

 

 

自己肯定感とは一体何かご紹介します。

 

・・・・・

 

 「自己肯定感が高い=ポジティブ」?

 

自己肯定感という言葉は、

ここ数年でかなり一般的になりました。

 

 

子育て中のお母さん、お父さんからも

「うちの子、自己肯定感が低いんです」

 

 

というご相談を当たり前のように

よく聞くようになりました。

 

 

それにともなって自己肯定感について、

誤解されることも多くなったと感じています。

 

 

自己肯定感が高い子は

いつでもポジティブで前向きで、

自分のことが大好き。

 

 

だから失敗しても気にしないし、

悩んだりしない。

 

 

そんなふうに思っていませんか。

 

 

また、いつも前向きで元気な子を見たときに、

「あの子は自己肯定感が高い」

と思ったことがあるのではないでしょうか。

 

 

一方で、いつももの静かで、

じっくりものごとを考えるような子、

目立たない子に対して、

 

 

「あの子は自己肯定感が低い」

と感じたこともあったかもしれません。

 

 

 

自己肯定感が高いことと、

ポジティブになることは、

けっしてイコールではありません。

 

 

陽気で明るくて目立つお子さんの

自己肯定感が低いこともあれば、

 

 

人見知りでおとなしくて

目立たないお子さんの

自己肯定感が高いこともあります。

 

 

 

 

 親がポジティブ信仰に陥ってはいけない

 

「自己肯定感が高い子どもに育ってほしい」

と思うとどうしても、

ポジティブ信仰に陥ってしまいがちです。

 

 

「ものごとはすべてポジティブに

考えなくちゃダメ」


「嫌なことがあっても、

すぐに前向きにとらえ直せる子にしなくちゃ」

 

 

こんなふうに親御さん自身が

ポジティブ信仰で

 

 

がんじがらめになってしまうと、

お子さんも苦しくなってしまいます。

 

 

なぜなら、ネガティブになることが

許されないからです。

 

 

どんな人でも落ち込むことってありますよね。

 

 

大人でもそうなのですから、

子どもならなおさらです。

 

 

ものごとをポジティブにとらえることは

とてもすばらしいことですが、

 

 

それだけになってしまうと、

親子関係にもひずみができてしまいます。

 

 

そもそも人間の思考は、

ネガティブが優位になっています。

 

 

なぜなら、進化の過程で

恐怖や不安が優先されなければ、

命を奪われる危険があったからです。

 

 

太古の昔、生きるか死ぬかの狩猟時代、

いつ襲われるか、

食料を奪われるかわかりません。

 

 

つねに緊張と不安のなかで生きていたのです。

 

 

 

 

 ネガティブもひっくるめて、あなた自身

 

アメリカで行われた心理学の研究によると、

わたしたちは1日に6万回の

思考を行っているそうです。

 

 

その6万回の思考のうち

約80パーセントの4万5,000回は、

 

 

身を守るためのネガティブな

思考になることもわかっています。

 

 

1日24時間、8時間の睡眠をとっているとして、

3秒に2回は身を守るために

 

 

ネガティブな考えが

よぎっていることになります。

 

 

つまり、放っておけば人間は

ネガティブなことを

考えてしまう生きものなのです。

 

 

そのこと自体は問題ではありません。

 

 

ネガティブな思考は、失敗や危険から遠ざけ、

身を守るために必要なことだからです。

 

 

自己肯定感は、

ネガティブを否定するものではありません。

 

 

ネガティブもひっくるめて、

あなた自身だからです。

 

 

自己肯定感をわかりやすくいえば、

 

 

「わたしはわたしのままでOK」


「わたしはわたしのままで

 幸せになる価値がある」

 

 

と信じられる気もちのことです。

 

 

 

ダメな部分があってもいいし、

欠点があってもいい。

 

 

自信マンマンじゃなくたっていい。

いつもポジティブに

なれなくたっていいのです。

 

 

どんな自分も丸ごと受け入れて、

「これが自分なんだ」と認めて、

 

自分自身にOKを出して生きよう、

幸せになろう、

 

 

とする源の感情こそが、

自己肯定感なのです。

 

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いかがでしたか?

 

 

ここ10年ほどで、急速に

“自己肯定感”という言葉が広がりました。

 

 

関心の高さがうかがえる一方で、

自己肯定感についての

誤解も多いのも事実です。
 

 

ポジティブ信仰にならないように注意して、

正しく自己肯定感を

認識するようにしましょう。

 

 

▼他にも日本の自己肯定感の現状

 データが知りたい方はこちら▼

 

 

いつもありがとうございます!

感謝。