日本舞踊のおさらい会(発表会)に参加しました

2015年8月に入門した日本舞踊（坂東流）。

身体を使うことが根本的に苦手である上、あまり稽古にうかがえない時期もありまして……。情けない亀の歩みではありますが、ここまで2年弱続けてまいりました。

これまで、

端唄「梅にも春」
端唄「春雨」
端唄「鶴亀」
端唄「潮来出島（いたこでじま）」
端唄「香に迷う～御所車～」
長唄「岸の柳」

を稽古しました。そのうち、「梅にも春」「春雨」「鶴亀」の3曲は、お教室の勉強会で踊らせていただいたこともあります

未熟な私ですが、今回、ありがたいことに、同じ坂東流の別のお教室のおさらい会に出させていただきました。

曲は「岸の柳」です。

端唄はそれぞれ3分ほどなのですが、「岸の柳」は長唄。長唄の中ではかなり短い方ではあるのですが、それでも10分以上あります。

「上手く踊れるか」の前に、「振付をきちんと覚え、忘れずに踊れるか」という点から不安で、緊張しておりましたが、会場に着いて、さらに緊張しました

会場は、根岸の豆腐料理「笹乃雪」。

大広間には、金屏風を背景にした、しっかりとした舞台があるのです。

緞帳もしっかりあります……

すっかり空気に呑まれ、緊張し、踊る前に裏で転んでしまう始末……。本番も振りを間違えるなど、みっともない出来で、反省しきりです

でも、とても良い節目、良い思い出になりました。

吉田裕子(国語講師)@infinity0105
先生が「楽しんでね」としきりと声をかけてくださったものの、全然そんな余裕はなかったのが残念です。でも、その後、他の方の踊りを見ながら、「楽しんでね」と声をかけてくださった意味も何となく分かった気がしました。次回どこかのおさらい会に出していただけることがあったら、そのときは楽しむ！
2017年05月14日 19:57

吉田裕子(国語講師)@infinity0105
たまたま「岸の柳」を踊った方がもうお一方いらしたのですが、同じ坂東流でも、先生が違うからか、少しずつ振り付けの違うところもありました。それを見たり、他の方の踊りを見たりしながら、振り付けを正確に再生することはもちろん大事なのだけど、それ以上に楽しむことの重要性を感じました。
2017年05月14日 20:01

吉田裕子(国語講師)@infinity0105
振り付けを身体に叩き込むことは第一として、そうした後、本番は「楽しむこと」「なりきること」の方が大切だなぁ。
2017年05月14日 20:06

吉田裕子(国語講師)@infinity0105
私が次に習う「新鹿の子」を踊っていた方がいらして、「あぁ、こんな感じなんだあ」と分かったのも嬉しかったですし、この春、名取になられた方もいらして、目標とするところを実感することもできました。
2017年05月14日 19:53

吉田裕子(国語講師)@infinity0105
一番嬉しかったのは、お師匠さんの若梢先生の「お祭り」を見ることができたことかもしれません。坂東梢先生があの有名な歌に振りをつけたもので、本当に楽しくて格好良い踊りなのですが、この曲を踊る若梢先生が本当にすてきで、このお師匠さんのもとで学べる幸せを噛み締めました。
2017年05月14日 19:55

先生には終わった後、「今日感じたいろんなことをこれからに生かしてくださいね」とお声がけいただいたのですが、本当に、これからの稽古に向け、たくさんの気付きと反省とモチベーションを得た機会でした。

先生にはご心配をかけ通しだったかと思うのですが、あたたかく支えていただきました。本番用に、すてきな舞扇や手ぬぐいをお貸しくださったり、後見をつとめていただいたりしました。（ありがとうございます！）