家の近くにTSUTAYAができたので、
"週に1本、映画を観よう"キャンペーンを、
自分内で展開しています(*>ω<*)




今週観たのは【自虐の詩】

CMや予告篇で、
パンチパーマの阿部寛が、
何度もちゃぶ台をひっくり返す姿が
印象的だった映画です。

自虐の詩 プレミアム・エディション




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【Wikipediaより】

自虐の詩(じぎゃくのうた)は
業田良家による4コマ漫画作品、
およびこれを原作とした日本映画。

シリーズ初期は、怒るとすぐにちゃぶ台をひっくり返したり、
金をせびるばかりのイサオと
それに従う幸江といった構図のギャグが中心だったが、
中期以降幸江の子供時代の回想が増えてくると
しだいにストーリー4コマとなっていき、
幸江の小学生編・中学生編を経て
最終回に突入していくドラマチックな展開は
「泣ける4コマ」として定番になっている。


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元ヤクザで喧嘩っ早く、
内縁の妻・幸江に金をせびってパチンコ三昧。
そして、すぐにちゃぶ台をひっくり返す(笑)

そんな、無職の駄目人間イサオに、
幸江が健気に尽くす理由が最初はわからないんですが、、、






実は、幸江は、
売春婦(たちんぼ)で、ヤク中で、
頸動脈を切る自殺未遂まで起こした過去
を持っていて。

その、究極に荒んでいたときに、
自分の総てを受け入れて想ってくれたのがイサオなんです。



"こんなアタシでもアンタがいる!!"
というのが、この映画のキャッチフレーズですが、
自分がどん底のときに、
無条件肯定してくれる存在って、
本当に有り難く、かけがえがないものですよね。。。

そんな人が傍にいてくれることで、
挫折や頽廃的な暮らしから立ち直れるエネルギーが沸き、
頑張れるんだと思います(*^_^*)



でも、、、

そんな存在が身近にいたとしても、
有り難さに気付くことができなかったり、
感謝の気持ちを見失ったりして、
生活をする上での現実的で些細な摩擦から、
二人の関係が駄目になってしまうこともあるワケで…

彼らの場合も、
幸江が不慮の事故に見舞われなければ、
関係は崩壊していたでしょう。。。




あらためて

自分も肯定から入ることで相手を支えたいし、
こんな気まま我がままな私を許容してくれている人には、
常日頃から感謝していたいなぁ…


と思いました(^ー^)ノ




【キャスト一覧】

森田幸江:中谷美紀・岡珠希(中学生時代)
葉山イサオ:阿部寛
森田家康:西田敏行
あさひ屋マスター:遠藤憲一
熊本さん:アジャ・コング・丸岡知恵(中学生時代)
美和子:名取裕子
森田秋子:佐田真由美
組長:竜雷太
福本千春:カルーセル麻紀
訪問販売の男:斉木しげる
難波警部:ミスターちん
船場巡査:金児憲史
喫茶店主:Mr.オクレ
ポン引き:島田洋八
新聞販売店店主:蛭子能収
中年男:松尾スズキ
あさひ屋の客:業田良家(原作者)