『身体的性別移行をしない手段』
こんにちは☆ ちぃですヽ(*'∀'*)ノ
ちょっと興味があったので、ご本人に許可をいただき4コマにしてます。
彼女の場合、幼い頃より性別違和があったそうですが、なかなか実行に移せず、
限界を超えそうになった時に、心療内科に通院したそうです。
心療内科に通院した目的は、初めは診断書と身体的治療へのステップだったそうですが、
そこで医師に「まずは異性装」を進められたそうですが、どうも異性装自体に抵抗があったので、
その他の手段として、身体的治療をするまでない性別移行をして、身体から元の性別らしさを少しでも減らすこと。
彼女の場合は「サプリ(美容)」と「脱毛(髭含む)」だけしたそうです。
そうしているうちに「完全に望みの性でやり取りできる場所」として「ネット(ネトゲやＳＮＳなど)」を利用するようになったようです。
そうしてると、不安定だった違和感が薄れて安定し、今では身体的治療までは望まないようになったそうです。
身体的にも雄々しさを減らしているので、リアルでも「中性的」ポジションで、周囲も対応してくれるそうです。
それでも身体的に違和感があるので、時々こころがキャパオーバーしないように心療内科でのカウンセリングを続けてるそうです。
中には「これってＸジェンダーでは？」と思った人もいるでしょう。
※Ｘジェンダー＝性別(男女)という枠にはまりたくない人、男女のどちらでもありたい人、男女の中間でありたい人 など
しかし彼女いわく
「女性にはなりたい。けれど、今はこの段階で落ち着いているのだから、身体に付加がかかる身体的治療をしてないだけ」とのこと。
なのでやっぱり「ＭＴＦ」かなーと。
今後の身体的治療に関しては今はまだ考えてないだけで、いつかはするかも知れない。そうなったときのことも一応考えてるとのこと。
ネットが使えない環境だったら？との問いには「そこまでネット依存ではない」とのことで、
また、ネット環境がなくなれば、身体的治療をはじめるキッカケになるかもとも。
ウチが今回、面白いなーと思ったのは「身体的治療をする予定がない当事者」のこと。
そういう選択肢もあることを、みんなに知ってほしい。
彼女のように、男性として生まれ、性別に違和感がありつつも、性別移行することなく社会的には「男性」として、
ただ望みの性である「女性」として振る舞える場所(彼女の場合はネット)を確保して、
自身の身体や気持ちと折り合いをつけることで、違和感を軽減する方法があることを知ってほしい。
どうしても「性別移行」というと、身体的性別移行の「ホルモン治療」や「性別適合手術」に先走りすぎちゃうことも多いので……。
ウチもそうだったし、ブログでも「ホルモン治療したいです！副作用とかは理解してます！」や「手術したいです！自分の身体が嫌いなんです！」っていうのをよく見るのでねー(´・ω・`)
ちなみにウチは別に本人が納得してるならホルモン治療も手術も別に反対とかはしないですが、
ただ「焦ってるな」「先走ってるな」と感じたら、素直にオススメはしないです。
手術なんて特に取り返しのつかない性別移行なんでねー(・ε・｀ )
だから、性別移行って何も「ホルモン治療」や「性別適合手術」だけじゃないってことを知ってもらいたいなと(o^－^o)
ヽ(*'∀'*)ノ長くなっちった！
ではでは(*'ω'*)ﾉｼ
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