2023年4月28,29,30日、弘前市市民文化交流ホールにおいて、
「第10回こぎんフェス」が開催されました。
集会所indriyaでは、今年もコギンザシスト三つ豆さんのブースにお邪魔させていただきました。
とても素敵な3日間だったので、振り返りながらレポートしたいと思います。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。
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ブログを書いている今日は、5月4日です。
もう聞き飽きた、見飽きたかもしれませんが、ついこの間、年を越して2023年になったかと思っていたら、4月の半ばになっていました。
びっくりです。
そして、気づきました。
「あれ?今年はこぎんフェスどうするんだろう?」
4月の終わりから5月にかけて「こぎんフェス」があるはずだけれども、何も知らない。。。
しかも、私は「こぎんフェス」に参加する気満々で、スケジュールを空けている。
しかし、何も情報を持っていない。。。
そこで、三つ豆さんに尋ねました。
「今年はこぎんフェスどうなってるの?出店しないの?」と。
すると、三つ豆さんはうすら笑いを浮かべながら、
「あるの〜、出るの〜、しょうこさんどうですか?」
「どうですかも、何も、スケジュール空けてやる気満々で、
呼ばれなくても行くつもりです。」
・・・・・という押しかけindriyaで、「第10回こぎんフェス」に参加できることになりました。
さて、みなさん、昨年のことを思い出してください。
昨年のこぎんフェス初日の朝。
どうしたことか、会場に入れず(道に迷った)、大荷物で汗だくになり、泣いてご主人さま(三つ豆)に迎えに来てもらったことを。
とても辛い経験でした(涙)
だから、同じ過ちは繰り返さないように、今回は、前日に搬入し、
念入りに当日の朝の出入りを確認して、
爽やかに4月28日(金)を迎えることができました。
まず、無事に会場にたどりついただけで、初日はGOODです♡
こぎんフェスでは、作家さん達の作品販売ブース、ワークショップブースに加え、作品展示コーナーがあります。
古作こぎんをはじめ、企画作品、共同制作作品など、さまざまなこぎん刺し作品と出会うことができます。
特に、今年は、山形県河北町での取り組みがピックアップされ、大きなタペストリーが展示されました。
山形県河北町「雛と紅タペストリー」
さらに、河北町のべに花の種が振る舞われました。
私もいただいたので、植えてみようと思っています。
また、学校での取り組みも紹介されていました。
藤崎中学校
青森公立大学地域みらい学科 生田ゼミ
伝統工芸品の制作とマーケティングについての研究。
それから、みんな「わ〜💕」となっていたのは、
et koginさんの作品です。
ゴッホ「郵便配達夫のルーラン」
(フェルメール「真珠の耳飾りの少女」も展示されていました)
ご当地スカジャン
全国47都道府県のスカジャンプロジェクトによる、
こぎん刺し✖︎遮光器土偶のスーベニアジャケット。
このジャケットは、軽くて着心地がいい上に、リバーシブルデザインで、さらに、ポケットの生地が上質のしぼりとなっているこだわりのスカジャンなのです。
昨年のこぎんフェス会場で、プロモーション動画の収録が行われ、私たちも出演させていただきました。
こぎんフェス終了からしばらく経っての情報解禁だったので、詳しいことを何もお知らせできませんでしたので、今、改めてお知らせします。
「こぎん刺し」という一つのテーマで、さまざまな世界を眺めることができるのが
「こぎんフェス」の魅力だと思います。
「みんなちがって みんないい」
こぎん刺しが好きな人たちが、こぞって集まるこぎんフェス。
三つ豆ブースのお隣には、「そらとぶこぎん」という、こぎん刺しのことしか書いていない雑誌を作って売っている鈴木さん、石田さん、小畑さんがいました。
冊子は「飛ぶように」売れていましたが、今号をもって休刊するそうです。
残念だなあと思い、理由を聞いてみたところ、
冊子を休刊して、より深みへ踏み入るのだそうです。
・・・・そういうことであれば、やっちゃってください!
と思い、私も、売り場にいながら、
こぎん刺し教室の文集「watashi_to_kogin_to」を読み返してみました。
何度も読んでいるはずなのに、制作していた2020年とはまたちがう気持ちになりました。
結局、普通の人がやっぱり一番すごいなと思います。
普通の人が好きなことを突き詰めるから、すごいことになるんです。
好きだからやめられないし、楽しいんです。
は〜すごい(笑)
そっと販売していました。
売っているのに、売れると「なんで!?」と思って(笑)感激。
📕『紙上こぎん刺し教室watashi_to_kogin_to』お取り扱い店
・弘前れんが倉庫美術館ミュージアムショップ「BRICK」
・津軽工房社
・でる・そーれ(五所川原駅前)
・三つ豆オンラインショップ
・集会所indriyaオンラインショップ
instagram上での作品展「watashi_to_kogin_to」
▼https://www.instagram.com/watashi_to_kogin_to/
もちろん、野良着Tシャツも、そっと販売していました。
こぎんの世界に触れたことで、
慌ただしく過ぎゆく日々の中で、
ゆっくり考えたり、感じたりする時間が大事だな〜と思った「こぎんフェス」1日目でした。
つづく。