2012年イスパーン賞(仏G1)は昨年の仏2冠牝馬Golden Lilacが勝利、G1・3勝目 | いなりわんの競馬・徒然草~海外競馬情報と名牝・牝系~

いなりわんの競馬・徒然草~海外競馬情報と名牝・牝系~

近年活躍している世界の名牝及び名牝系、輸入繁殖牝馬情報、海外競馬情報(欧州・北米G1レース)とを中心に書いて行きたいと思います。
たまに、一口出資馬に関すること。コメント少なくて寂しいので疑問、感想何でも良いので書いてください

イスパーン賞 → Wikipedia

 圧倒的一番人気は前走ガネー賞(仏G1)8馬身差で圧勝したCirrus Des Aigles、続いて 前走ドバイワールドカップ(UAE-G1)3着と好走した実績馬Planteur、そして昨年の仏2冠牝馬Golden Lilac、昨年の仏ダービー馬Reliable Manが続き、ここまでが単勝10倍以下の人気。

2012年 イスパーン賞(仏G1) 8頭立て
1850m
、4歳以上、ロンシャン競馬場
レース結果 (Racing Post.com)
1着:Golden Lilac  
 GoldenLilac
2着:Cirrus Des Aigles 3/4馬身 
 CirrusDesAigles
3着:Planteur 1/2馬身 
 Planteur 


 これといって行く馬がおらず、Cirrus Des Aiglesが馬なりで先頭に立つ。

 Golden Lilacがかなり行きたがるそぶりを見せるがCirrus Des Aiglesの真後ろに付けて何とかなだめる。その直後にPlanteurReliable Man は最後方から。

 レースはほぼそのままの隊列のまま淡々と進み、最終コーナーへ。

 最後の直線逃げ込みを図るCirrus Des Aiglesに直線半ばでGolden Lilacが並びかける、Cirrus Des Aiglesも粘ろうとするがかわされ、Golden Lilac3/4馬身差で勝利。 
 Planteurも最後は良く追い上げてCirrus Des Aigles1/2馬身差まで迫る3着。 
 Reliable Man は良いところが無く後方のまま7着に沈んだ。 

 Golden Lilacは、昨年8月にギョーム・ドルナノ賞(仏G2)Galikovaの3着に敗れて以来久々の競馬だったが問題にせず快勝。楽しみな馬が復活しました。 

2012 Prix d'Ispahan(仏G1) レース映像

Golden Lilac(ゴールデンライラック) 牝4 a 
 戦績:7戦6勝 (Racing Post.com)
  主な勝鞍:2012イスパーン賞(仏G1)、2011仏オークス(仏G1)、2011仏1000ギニー(仏G1)
   2011グロット賞(仏G3) 
 血統:父Galileo、母Grey Lilas、母父デインヒル (5代血統表)

 母Grey Lilasは仏で9戦4勝(2004ムーランドロンシャン賞(仏G1)1着、2004ノネット賞(仏G3)1着、2004グロット賞(仏G3)1着)の活躍馬です。

 父Galileo×母父デインヒルはもはや欧州では鉄板のニックス配合ですね。