内藤です
スノーボードアルペンの竹内智香さん、銀メダル取りましたね!
ソチ五輪で日本女子では初のメダルとなりました。
彼女は、今季のワールドカップでも絶好調でした。
彼女は4回目のオリンピック出場です。
これまでの3大会は思うような成績が出せていませんでした。
たしか、22位、9位、13位だったかな。
しかし、あることをきっかけに成績がでるようになったそうなんです。
2012年に膝を痛めてしまいます。
それまでは固めの板で、スピードに強い攻めるスタイルの滑りだったそうなんですが、故障が故にもっと安定した滑りをしたところ、好成績がではじめます。
その大きな変化に気づき、板も自ら設計し柔らかいものに変えたそうなんです。
スノーボードアルペンは、1発勝負ではなく、トーナメント形式で優勝するまでには8本とか10本とか滑らないといけません。
板を柔らかくし、またスピードよりも安定性を求めた滑りに変えたことで操作性があがり、何本滑っても勝てるようになっていきました。
まさにけがの功名ですね~
彼女の中では、けがをする前までは『”この滑り”をもっと高めて行かなければいけない』という思いがあったと思います。
怪我を機に、”この滑り”から解放せざるを得ませんでした。
彼女は自分の持っている他の一面を使ったということです。
つまり、竹内さんは持っている力の使い方を変えたってことですよね。
無意識に変えざるを得なかったと思いますが、それが結果良かったということになります。
だから、『なんかうまく行かないな~』って感じるときは、本当は持っているけど使ってない一面の方が良い可能性があるとも言えます。
その気づき方って難しいですが、例えばこんな場もあると思います。
あとは、竹内さんのように、怪我の功名か ^^;
竹内さんは、可能性を見つけて、さらにそれを磨いたからこその銀メダルですね。
インタビューで発する言葉も、迷いがないはっきりとした口調で、信念の強さがうかがえました。
自分に宿る本当の力。
何がきっかけで見つかるか分かりません。
見つからないまま終わる可能性もあります。
まずは、『自分にはある』って知ることでしょうね~