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昨年、ネオライングループになったNIS(旧ニッシン)。



その途端、過払い金の回収ができなくなりました。




とはいえ、大幅に減額してまで和解するのはどうかと思います。



そこで、当事務所では原則、判決を取ることにしています。




今回は、某地裁で本人訴訟(2回目)がありました。



NISに限らず、ネオライングループは、準備書面を期日の前日に出してくることが多いです。




また、主張してくるポイントも、「悪意の受益者」だけではなく、マイナーな論点も主張してきます。



そういった書面を前日にもらっても、すぐに反論できません。



そうなると、マイナーな論点に対する反論をするためだけに、無駄に1期日延びてしまう羽目になります。



こうった手法は、時間稼ぎの一つで、よく使われる手ではあります。




今回は、NISが直前になってマイナーな論点を主張してくることを知っていましたので、事前にすべての論点を反論しておきました。




裁判官 「昨日、被告から準備書面が提出されましたので、これに対する反論をして下さい」



原告(依頼者) 「反論はすべて準備書面に書いておきました」



裁判官 「えっ、昨日出た書面の反論を事前にしているんですか?」



原告 「はい」



裁判官 「(以前提出したこちらの準備書面にしばらく目を落とす)そうですね、すべて事前に書いてありますね」



裁判官 「では、今日で終結して判決が欲しいということですか?」



原告 「はい、お願いします」



裁判官 「被告もこれ以上の主張・立証はないですか?」



被告 「はい、ありません」



裁判官 「では、これで終結します。判決は〇月〇日となります」




このような流れで、2回で終結になった次第です。



ところで、支配人として出廷した方は若い女性の方でした。



断言はできませんが、どうみても裁判に出廷するためだけに選任された支配人にみえました。



経験豊富な支配人であれば、時間稼ぎのために




「次回までに追加の主張をする予定です」




等と言って、裁判を長引かせようとします。



今回の支配人はなにもわかっていないような感じで、こちらとしては助かりました。



ただ、NISは控訴してくることが多いので、まだ、しばらくは気が抜けません。





芸人の猫ひろしがカンボジア国籍を取得し、東南アジア大会に出場するそうです。



私はマラソンが苦手だったので、マラソンが早い人は尊敬してしまいます。



猫ひろしも芸人の中では早くて有名ですが、どこまで通用するか見物ですね。