先月の25日に
地元衆議院議員 中根やすひろ代議士と共に
佐久島で開催させていただいた
国政・県政報告会
(その時の様子はコチラ )
にてみなさんから寄せられた多くのご意見・要望を
喫緊の課題を中心に精査させていただき、
本日、
榊原西尾市長に
「佐久島活性化についての提言書」
を提出させていただきました
またお時間を頂き、
現状の課題などについて意見交換を致しました
現在約280名の島民のほとんどが高齢者で、
10年先には人口が2ケタになってしまうのではないかと
島民のみなさんは心配をしておられます。
また、
災害時には離島という立地条件で
救助が遅れる事が想定されるが、
自助、共助という面でも
若者の力がないと高齢者同士では限界があることなど、
若者が定住する方法は無いのかとの不安の声があります
そのためにはまず、
生活の不便さを解消することが必要であり、
渡船と路線バスの連絡の不便さ、
島内のインターネット環境の確保は不可欠です
「あいちの離島80日間チャレンジ」
(詳しくはコチラ )
で佐久島を担当してくれている新里さんなどの
若い方の意見を伺っても、
豊かな自然環境の中で暮らすことへの憧れはあっても、
いざという時の「足」の確保、
自宅でできる仕事や、情報確保のための通信環境、
若者の定着には最低限この2つは必要だと考えられます
これらの事を含めた意見交換で市長は、
公共交通については利便性を高めることが必要であり、
路線バスの運行業者に働きかけることや、
島内の空き家などへの将来的な定住者に備え、
情報提供窓口を設けること、
通信環境の検討をとの考えをお示しいただきました
また防災面において、
津波等の被害を想定し、
島という逃げ場のない特殊性から、
島民一人ずつにライフジャケットを配布することを
提案させていただきました
万が一津波にさらわれても救命対策になり、
安心度が高まるためです
これも島民の方からの要望の一つです。
佐久島は西尾市にとっても愛知県にとっても
魅力的な宝であり、
交流人口を増やすことと島民のみなさんの
利便性の向上は同時に考えていかなければなりません
しかし、
だからといって行政に頼りっぱなしもいけません。
先日の国政・県政報告会でも意見を述べさせていただきましたが、
他の過疎地域の活性化策を紹介しながら
(活性化策の例はコチラ )
「みなさんの努力も必要である」
という事も同時に島民のみなさんに求めました
一朝一夕にはいきませんが、
少しでも改善できるよう
今後とも双方と協議していきたいと思います