先日ご案内させていただいた通り、
（その時の内容はコチラ ）
西尾商工会議所にて、
ＪＲ東海相談役
須田寛 氏 の講演会が開催されました
ものづくりの里・西三河と
産業観光の可能性
と題して登壇された須田さんは、
この西尾市は
豊富な観光資源のある素晴らしい地域であり、
これだけの観光資源がある地域はそんなにないとして、
様々な提案をしてくださいました
これまでも僕は須田さんの著書やご講演から
観光、特に「産業観光」についてを学ばせて頂いており、
講演前に別室で意見交換をさせていただいた時には、
憧れの方とに対面に胸躍る気持ちでした
日本経済は曲がり角
景気低迷の今こそ、観光が必要
近年は観光客が減っているが、
どうやって伸ばすかが課題。
と、経済活性化の大きな位置を占めていることを
断言されました
「観光」は多業種にわかれていますが、
その生産効果は大きいです
国土交通省の調査によると
観光産業の年間消費額は約２４兆円、
雇用は約２００万人にのぼるといわれ、
間接的な効果まで含めると約５０兆円、
約４００万人の雇用といわれています
あまり知られていない事実ですが、
年間５０兆円といえば自動車、鉄鋼などと肩を並べる
大基幹産業であるといえます
これまで日本経済をリードしてきた基幹産業の多くが
成熟期に入ろうとしている今、
この数値のもつ意味は大きいです
２０世紀の日本の産業は第二次産業が牽引役でした。
しかし、経済成長が頭打ちになり、
今後は、
さまざまな産業分野が分担して、
日本経済を支えていかねばなりません
そこで、
観光がその柱のひとつになる要因になると考えられます