こにゃにゃちは!
タイトルからして、なんだか重たい話?堅い話?
と思ったそこのあなたーー!!
別に全然そんなんじゃないですよん
気軽に読みまっし~
なんの話かって??
しょうゆの話なのです
来月になると梅雨が始まりますね~
そんなジメジメした時期や
急にあったかくなって、また寒い日に戻る
といった気温の急な変化や、湿気が多い時期に
醤油によくみられやすいのが
醤油の表面に浮く 白いモロモロ です!!
最近ご存知ない方が多く
何か変なものが浮いている。。。と気持ち悪がる方が多いのですが
この種のものは決して有害ではないのです!!
以前にもブログでお話したのですが
ちょうどこれから梅雨の時期になりますので
もう一回ちゃーんとご説明しようと思いまっす!!
しょうゆの表面に浮遊する白いモロモロ
それは正式には 『 産膜酵母菌 』という
好塩性の酵母菌の一種です!
字面の通り、この菌は塩を好むわけ~!!
なのでしょうゆの表面に出てくるわけですね~!!
で、この種の菌は体内に入ってもまったく害はありません
長生きをしていらっしゃるおじいちゃんやおばちゃんたちは
よ~くご存知です。
昔ながらのしょうゆ・味噌にはこの白カビは
当たり前に見られたのですから!
しょうゆは発酵食品です
だから保存料がほとんど入っていないしょうゆには酵母菌が発生するのです!
いわば
『 しょうゆが生きている証拠 』なんです
ってことで
昔ながらのしょうゆ屋サイコーーーーーーー
↑火入れ作業~
しかーーーし、みなさん!
さっきから疑問に思ってますよね?
そうです!
じゃあ白カビ(酵母菌)が生えてしまったしょうゆってどうすればいいの?
ってことですよね?
みなさーん!害のないものだから
捨てるなんてもったいなーーーい!!
まずは、クッキングペーパー等の紙や布類で
一度濾し(こし)ます
もちろんそのままかけしょうゆとして使ってもらっても
構いませんし
もし、まだなんだか気になる方は
その濾したしょうゆを加熱殺菌した上
冷まして低温保存していただくか
濾したものでそのまま加熱する料理の味付けに
つかっちゃってください
みりんやだしと一緒に煮物に使ったり
タレや佃煮などに利用するといいですよ~!
↑火入れ仕立ての旨い醤油!!
ちなみにこの時期から注意していただきたいのは!
しょうゆビンやペットボトルを
使いやすいからといってコンロの下とかに
収納しないこと!!
少量使うたびに
しょうゆビンやペットの口を開け閉めすることで
ただでさえ空気がはいり酸化がすすむのに
さらに温度が高かったり、むぅっとした湿気の多いトコに
置かれるとなると
しょうゆそのものの旨みや香りが落ちていってしまうのだー
注意し~てね
そんな熱弁しちゃった今日は
大将が朝早くから熱い中しょうゆの火入れ作業を
しているよーーー!!
ちなみに明日もです!!
ちなみに濃口しょうゆの『 梅 』を造ってまっせーー
ファイトーーー
助手もしっかりがんばります
Android携帯からの投稿