わたしはジュール・ヴェルヌ原作の古典SF映画が好きだ。よって、54年ウォルト・ディズニー制作の冒険大作「海底二万哩」もまた好ましい。十九世紀半ば、世界各地の海で謎の怪物による沈没事故が続発していた。米政府が送り出した調査船の目の前に現れた怪物の正体、それは・・・!戦争を憎むネモ船長が操る万能潜水艦ノーチラス号だった・・・!ネモ船長役のジェームス・メイソン、船乗りネッド役のカーク・ダグラス、と豪華演技陣!リチャード・フライシャーのダイナミックな演出!ノーチラス号のデザイン!そして映画史上に残る巨大イカとの死闘!観どころ満載である!



キミは観たかっ?!深海に潜むあの巨大生物をっ!!!



「世界初撮影!深海の超巨大イカ」なる番組を、日本放送協会なる国営放送さんが、スペシャルでやっちょりましたなぁ。日本の第一人者窪寺博士を中心に世界各国からスペシャリストを集結させ、未だその生きた姿をとらえることのできていないダイオウイカの撮影に挑もうというもの!舞台は世界遺産の小笠原諸島!

前半はその他のその海域水深にすむ生物!奇妙に発行する様々なクラゲや、クラゲに模して身をまもるこれまた珍しいクラゲダコなる撮影にも成功!番組中盤ではマッコウクジラの頭にカメラを吸着させダイオウイカを正面からとらえようとする試み!失敗に終わったがマッコウクジラの生態を知る貴重な映像が撮れた!そしていよいよ巨大イカくん(燻じゃない)!

まずは発光装置を付けた無人のカメラを深海へ!白黒ながら五回ほど獲物を捕らえようとするダイオウイカの撮影に成功!これだけでも凄い!こんどはほんちゃん、小型潜水艇で生息する水深へ!ゆっくり沈む潜水艇、1mのミズイカ(これもすげぇね)を囮にじっと待つ。そして窪寺博士の「あっ!」という声!・・・・・ついに、ついにきた!ダイオウイカである!体長3mと小ぶりながら・・・、いやっ、それでもでかい!触手をいれると7mと推測される。エサをしっかりとくわえ貫禄を漂わせるダイオウイカは、金色に輝いていた!・・・・・やがておなかを満たしたダイオウイカはゆっくりと一同の前から姿を消した・・・・・。

撮影は23分間、スタッフの興奮ははかり知れません!わたしも大興奮でした!

いやぁ、深海にはまだまだなぞが多いといいます。もしかしたらもっと巨大なイカや巨大タコ、未知のサメなんぞおるかも!はたまた「海底軍艦」のムウ帝国人が実在するかも!!!・・・・・未知なる深海に思いを馳せ、本日はこの辺でお開き!ごめんなすって!!!

$インパスターズ official BLOG “COOL PLANET”-ダイオウイカ

Kenzzi