広島県 鞆の浦(とものうら)に行ってきました。

その昔、瀬戸内海の潮の流れを待つ港として栄えた町だそうです。
最近では、福山雅治(すみません、長崎県諫早出身のふくやまはこの人です)の坂本竜馬のいろは丸沈没事件で有名になったそうで、資料館ができていました。

その古い街並みに、保命酒という薬草の入ったお酒を売っているお店がありました。
古いたたずまいは郷愁をさそういい感じでした。
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ここが日本では一番先にこの手の薬用酒を作ったそう養命酒はこの真似をした、とのことです。
甘くて、おいしいです。食前酒にぴったりです。

歴史の中で、大きく育っていく店、消えていく店、そのままで維持していく店があるんだなーと鞆の浦を歩きながら考えました。
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このそばには、小さな鯛(3センチ)を干したいりこを売っていたり、藻塩を売っていたりと、小さい店ですが、味わいのある昔ながらの店がいい味を出していました。

また、對眺楼(たいちょうろう)という寺の、91歳の住職はとてもユニークで、窓から見える景色と暦の関係について、詳しく説明してくれました。一見の価値あり。

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左手に見えるのが91歳の住職