リスボン物語 (母を助けに)編はつづきます。

翌日、母を迎えに行き、ホテルの人に頼んで朝食を母も一緒にさせてもらう
ことにしました。とても親切なマダムで、今回の件で母のことを心配して
くれ、さらに回復を一緒に喜んでくれました。
ホテルの朝食は、天気のよい日は、中庭にしつらえたテントとテーブルで
食べます。

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とても病院から抜け出してきたとは思えないふつうの旅行中のようなスナップ


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元気を取り戻してきた母

だんだんと目に力が出てきて、無事に日本に帰り着くことができそうな
希望がでてきました。楽しいひとときを過ごし、病院へ戻りました。

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お昼は病院で食事。私の事務机となっていた机は、このようにして食事をする
ための机だったようです。いつもご飯を炊いて、味噌汁と病院食のおかずを
たべます。量が多いので、だいたい二人がおなかいっぱい食べることができます。

姉弟で交代で付き添いをして、付き添いも母の病人食を食べていました。
一度看護婦さんに病人がどのくらい食べたかわからないから困る!と
(と多分言っていたと思います)と怒られました。でも厳しくないの
食べ続けていました。けっこう美味しかったのです。とくに鱈みたいな
魚は気に入りました。

つづく