このブログはオールオンフォー治療についてのブログですが、現在オールオ
ンフォー治療に出会うまでの記録です。長くなります。

エアチケットの手配はできたと思ったもつかの間、次の日にホテルの人が、
旅行会社から電話がかかっているとのことで出ると、なんだか病人を運ぶ
手続きが、規則が厳格でうまく行かないので、このままでは乗れない。
医師に酸素ボンベはいらないということを証明してもらわなければならない、
と言うことでした。

病院へ行き、病室階の相談室のようなところに個室にいる医療秘書のような人の
ところに行き、そのことを相談しました。そのころには顔なじみになっており、
次は何でしょう?みたいににっこりと対応してくれます。本当にこの病院の人は
対応がいいと感心。このような相談室は、各階にあるのです。

酸素ボンベについて必要かどうかを聞いてくださいとのことをお話したところ
すぐ電話をかけてくれましたが、そうそう簡単に医師は捕まりません。
病室に連絡してくれるとのことです。

そうこうしているとその医師がやってきました。
その医師は、次のように言いました。
お母さんは症状が改善してきており、ステロイドも減量を始めている。
退院して、飛行機で付き添いがあれば、帰れるし、完全にステロイドを止めるの
あと一週間くらいでできるでしょう。
酸素ボンベで吸入は特別に必要ないと思うが準備があるにこしたことはない。

それよりも、あなたたちは教会に行きましたか?
お母さんを連れていったらどうですか?

とのこと。えー!!!!
そんなことが可能ですか?!
教会に行けというのは、特別な意味があるのですか!!!
母を連れて帰るためには、祈りを捧げる必要があるのですか??
本当に大丈夫でしょうか???

それとも、飛行機に乗って帰るための練習が必要なのですか?
と、心の中にはいろいろな疑問がでましたが、私は平静を装い、医師に
聞きました。
「いつ、それは可能ですか?」

医師は、「明日でもどうですか?」
私、「何時間くらい可能ですか?」
医師 「そうですね、明日はまず2時間くらいかな」



$木村洋子のブログ

写真をと言ったら、看護師とにっこりを笑ってくれました。
忙しい中で最高の治療とサービスを心がけるその心意気には心底感心しました。