このブログは、オールオンフォーについてのブログですが、
今のところ、オールオンフォーに出会うまでのストーリーです。
現在はリスボンへ、旅行中に倒れた母を救出に行くお話です。
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話しているリスボンの担当医師

翌日、母の病室に来た医師に、予定通りアシスタント会社の医師と直接
母の搬送の件で話してもらうことができました。


私の携帯電話を使用して、直接話してもらうという方法でしたが、結論
からいうと、リスボンの医師は「よくわからなかった」ということでした。
海外経験が豊富で、各国に派遣されているという救急のプロのアシスタント
会社の医師ですが、初めてのドクターと症例について携帯で話すのは
やはり難しかったようでした。

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その後、私が話して、結局日本から医師、看護師を派遣しつつ、同時に私達
家族も同じ便で帰れるように手配してもらう、ということで、結論に
達しました。交渉成功です。

で問題は、トリプルブッキングのエアーチケットです。
ホテルへ帰り、アシスタント会社に調べてもらい、現地の旅行会社に行く
ことになりました。
本来私がすべきことなのか??という疑問はありましたが、この際そんな
ことは言っていられません。

ホテルでその旅行会社の名前と場所を調べてもらい、弟と二人で向かい
ました。その旅行会社は、古いオフィス街の入り組んだビルの3階にあり
ました。

言葉が通じませんが、住所の紙を見せながらたどり着きました。
そこには、ちょっと太った中年の女性がいて、取り仕切っていました。

幸い英語ができる人だったので、経過を話して対応を求めました。
彼女は、とても親切でまず母のことを大変でしたねとねぎらい、帰れる
ことになり良かったですね。と親身になってくれました。

ところが、コンピュータで調べたところ、やはり3社からブッキングされ
ているので、日本に電話して依頼者からキャンセルしてもらうようにと
言われました。その場でアシスタント会社に電話して依頼しました。

いろいろとやってくれ、どうにか2日後に発券できる可能性があるとの
ことでした。さらに、母のためにエールフランスに車いすや、吸入装置
の手配をしてくれることになりました。

2日後に約束をして、ホテルの電話を告げタクシーに乗って病院へ帰り
ました。
病院では、サインしなければならない書類がいろいろと来ており、私は
さながらアシスタント会社のリスボンCUF病院担当事務のような状態で
様々な書類と格闘することになりました。

しかし、英語ができない、携帯を持たない、一人で救援に来たような
場合はどうなるんだろう??海外で病気や怪我をすることの怖さを
痛烈に感じました。

つづく

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ホテルと病院の往復に見たリスボンの海