江頭豊とは、雅子氏の母方の祖父。婚約が明らかになった時、何度も何度もテレビ画面に映し出された小和田雅子の実家は、母の実家、つまり江頭家と同じ敷地内に建っており、小和田恒は実質上の入り婿のような家族構成になっている。

皇太子妃選びに、水俣病問題が大きく関わっていたことは、皇太子本人も会見で口にしておられ、衆知の事実である。

水俣病という大きな問題に、加害者側として関連している家系から、皇太子妃を選ぶことに疑問を持った人も多かったが

「江頭豊氏がチッソの社長等に就任した時期等の関係から、水俣病の発生に直接関係ない」

この説明をそのまま信用してしまった国民も少なくないはずだ。しかし、この発表には裏があった。「元・チッソ会長」と紹介されたが、 「現・相談役」であることには言及されなかったからだ。皇太子の成婚時(平成5年)、まぎれもなくチッソの相談役であった。

「祖父と孫は別人格なのだから、そのことを理由に批判されるべきではない」という意見を持っている人もいるかもしれない。だが、未来の皇后のごく近い血縁者がどのような人物なのか。「天皇は象徴」と憲法に謳われている限り、無視できない問題なのだ。


チッソ江頭豊のしたこと:
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/4444/surf18.html
【江頭豊の責任】
・水俣病の原因が工場にあると知りながら稼働し続けた。
・患者や家族に謝罪したが補償に応じようとはしなかった。
・謝罪した後も悪質なデマを流し患者や家族を冒涜した。
・患者や報道カメラマンを暴力集団に襲撃させた。(会長時代)