俺の部屋の、ドア。
一見、何の変哲もない。
だが、何かが、違う!
俺は、それに気付いて、いた!
・・
落ち着いて、俺の部屋の中の、気配を、探る!
・・
女が・・1人?
これは・・悦子か!?
・・
クローンの、敵討ち、か?
まっ、俺がクローン、殺しちまったんだから、仕方ない。
いつも通りに、ドアを開けて、部屋に入った。
・・
悦子が、テーブルの椅子に座って、勝手に、コーヒーを、飲んで
いる。
服は、白衣1枚。
あら、やっと、来たのかい!
ああ!
俺としては、何も、できん。
反魂の術でも、使って、欲しいか?
まさか。
死者は、二度と、戻っては、来ない。
そんなことぐらい、分かってるよ!
ただ・・
ただ?
アタシも、こちらのグループに、鞍替えさせて、貰えないかなって?
はぁ?
アホらしく、なっちゃって!
はぁ。