武蔵境自動車教習所 四代目社長 高橋明希さん | 残せるのは、生きざまだけ

武蔵境自動車教習所 四代目社長 高橋明希さん

今朝は、小金井市倫理法人会の経営者モーニングセミナーに参加した。

講師は、明希さん。


正直な感想、

「この人と一生つき合っていきたい!」




と、思った。


同時に、

「この人と一生つき合っていける自分になりたい。」


と、思った。


<明希さんの1年間はこんなだった…>


○関わってこられた方から、「良い会社になったね」と言われる会社にしたい。


○将来の社員は、社員、皆さんのお子さんから採用します。

  ↓

  貴方の部下が、将来のお子さんの上司になるんです。

   ↓

   部下の教育に対する考えが、変わってくる。


○信頼は、業績で表す。


○いじめの噂→即、調査(退職した元社員に聞く)→いじめの実態を把握→張本人の解雇…これが社長の初仕事。


○50年目で引き継いだ会社→「100年続く企業をめざします。」→私は30年63歳までやります。


○業務上のミス発覚

    帳簿の改ざんなど、社員に不正をさせるようなことはしない!と、覚悟。

     ↓

     即、警察に報告「帰ってくれ!こんな話は聞いたことがない!」

     ↓

     警察が、会社に来て、調査。

     「高橋さん、教習所はいつヒマですか?」「9-10月ですかねえ…」(業務停止を覚悟!)

     ↓

     呼ばれる。→「これまで長年に渡り、地域を引っ張り、業界のリーダーとして引っ張ってきてくれた。明希さんも、踏襲しいるようなので、今回は、特別、おとがめ無しです。」


○事件等で、社内ガタガタ…。

     ↓

     出る釘は伸ばす!という人事規定の刷新!→事なかれ主義の一掃

     

○教育システムの改革

     コミュニケーションギャップの解消。

     毎日、社員同士で、良い点を褒め合う。→嬉しい!視野広がる!やる気出る!


Vision 「2015年までの5年間で、卒業生累計3万人にしよう。」

     「日本一、お客様の思い出を作る会社にしよう。」


社長就任、1年間で、これだけのことを発見し、実行する明希さんは、話を聞いていて、気持ちが良い。

・うそ、偽り、隠し事を排除して、風通しの良い会社を目指している。

・社内の問題点を、社員の視点で発見することを心がけている。

・「私は経営者だから」と、社員に無理難題を押しつけない。(様に見える。)

・一つ一つ、結果を出して、けりを付ける、わかりやすい経営。

・会社の歴史から学ぶ、柔軟な経営方針。

・会社の長所を伸ばす経営方針。


振り返って、自分はどうであろう…。

自分の経営方針と、実践は、明確で成果が出ているだろうか?

とてもいい物差しを頂いた。


ずっと、おつき合いしたい人だなあ。