Mon 170403 只今キューバ&メキシコから帰国いたしました(キューバ&メヒコ探険記1) | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Mon 170403 只今キューバ&メキシコから帰国いたしました(キューバ&メヒコ探険記1)

 4月11日からメキシコとキューバを旅しておりました。16日間の長旅を終えて、4月26日早朝、無事に成田に到着いたしました。「キューバに入国する」ということについて、若干の緊張が伴いましたが、とにかく無事に帰国できました。

 パスポートには、モロッコの緑のスタンプとキューバのピンクのスタンプが並び、おやこれではまるで旅のベテランみたいですが、とりあえず16日間の旅の概要は以下の通り。
カリブ海1
(イスラ・ムヘーレスの海。写真では驚異の色彩を伝えきれない)

① 4月11日(火)
新宿発13:10→成田着14:30。
ANA180便 成田17:05発→メキシコシティ15:20着。
アエロメヒコ571便 メキシコシティ18:25発→カンクン20:45着。カンクン泊①
② 4月12日(水)カンクン泊② 
③ 4月13日(木)チチェンイツァ カンクン泊③
④ 4月14日(金)トゥルム カンクン泊④
⑤ 4月15日(土)イスラムヘーレス カンクン泊⑤
⑥ 4月16日(日)飛行機移動:
Interjet カンクン13:35発→ハバナ15:45着 ハバナ泊①
⑦ 4月17日(月)ハバナ泊②
⑧ 4月18日(火)ハバナ泊③
⑨ 4月19日(水)ハバナ泊④
⑩ 4月20日(木)ハバナ泊⑤
⑪ 4月21日(金)飛行機移動:
Interjet ハバナ15:40発→メキシコシティ17:45着 メキシコシティ泊①
⑫ 4月22日(土)メキシコシティ泊②
⑬ 4月23日(日)メキシコシティ泊③
⑭ 4月24日(月)テオティワカン 深夜、空港へ
⑮ 4月25日(火)ANA179便 メキシコシティ02:20AM発
⑯ 4月26日(水)成田06:40着

 本日から3日間は「帰国報告」として、詳細な旅行記ではなく、あくまで旅の概略だけを記録しておこうと思う。① 今日が「カンクン編」、② 明日が「キューバ・ハバナ編」、③ 明後日が「メキシコシティ編」とする。
カリブ海2
(カリブ海。カンクンにて)

① 4月11日(火)
 メキシコシティ空港に到着後、直ちにキューバ・ツーリストカードを探すが、オフィスが見つからない。ツーリストカードはビザのようなもので、キューバ入国には必須。若干の不安を残しつつ、夕暮れのアエロメヒコにてカンクンに移動する。

 カンクンまで1時間のフライト、到着21時。ターミナルにはタクシーチケット売り場が十数軒ズラリと並び、客引きのオバサマたちの声がターミナルにコダマしていた。

 宿泊は「インターコンチネンタル・プレジデンテ」。いつものように無料アップグレードされて、カリブ海が見渡せる最上階のスイートに5連泊する。

 早速ホテルのバーに降り、メキシコの黒ビール「ボヘミア」を痛飲。キューバ&メヒコ探険の旅の開始を祝った。「ボヘミア」はメキシコシティの空港でも飲んできた。これはなかなかの逸品だ。
イグアナ
(ホテル内の庭園に、イグアナ君たちがいる)

② 4月12日(水)
 起床してすぐバルコニーに出ると、目の前のカリブ海の青さに驚嘆させられる。朝食は無料、他の客の姿はほとんど見られないが、大量のパパイヤとメロンを貪る。ハム&チーズ、その他ホットフードも旨い。今回は、ひたすらビッグな朝食を楽しむ旅にもなった。

 猛スピードで街を飛ばす路線バス「R−1」にてバスターミナルへ。ADO社の(これで「アーデーオー」と発音する)のオフィスで、4月13日チチェンイツァ往復、4月14日トゥルム往復のチケットを購入。ADOの窓口職員と大爆笑になったが、これについては後日詳述する。

 昼前にホテルへ戻り、カリブ海の午後を満喫。思いがけず巨大なイグアナ君に挨拶する。さすがカリブ海、日差しがマコトに強烈である。ここから2週間、日焼けのチリチリ&皮膚のベロンベロンが恐ろしい。
カリブ海3
(カリブ海。カンクンのホテル最上階からの光景)

③ 4月13日(木)
 イースターの祝日であるが、チチェンイツァの遺跡を訪ねることにする。路線バスR-1でバスターミナルへ。カンクンの街にもグイグイ馴染み始めた。

 8:45発、同時刻にプラジャ・デル・カルメン行きのバスもあり、メキシコらしい混沌と混乱の中、チチェンイツァまで片道3時間の長旅に出発した。

 沿線風景に、モロッコ以上の驚きがある。これも後日詳述。パジャドリド、11時着。窓ガラス一切ナシの家屋、本気の茅葺き屋根の家々が続く。

 12時、チチェンイツア着。ピラミッド・セノーテの泉・古代の天文台・高僧の墳墓群などを見て回るが、さすがに太陽が熱すぎる。観光客の中には「もうこれ以上はイヤだ♨」とムクれるオジサンも多い。
チチェンイツア
(チチェンイツァのピラミッド)

 世界遺産の遺跡なのに、遺跡の至近距離まで土産物屋が列をなす。客引きの声も濃厚&濃密であって、これじゃとても遺跡どころではない。この混沌ぶりはお祭りの日の浅草なみ。しかも面積の広がりは浅草の数倍である。

 14時、土産物屋に辟易した頃に、ようやく命の水にたどり着く。命の水は黄金色で、白いアブクが立っている。もちろんコロナビールのことである。メシはもちろんタコス。おお、コロナにタコスとは、これで完全にメキシコに馴染んだことになる。

 15時半、帰りのバスの出発時刻であるが、そのバスがどこから出発するのかわからない。乗客30人ほどがバスを探して右往左往する。ついにバス発見、再び混沌のバジャドリードを経由して、カンクン到着19時。
タコス
(メキシコのタコス、第一弾)

④ 4月14日(金)
 イースターの祝日が続く。いわゆる「セマナサンタ」であるが、今日はトゥルムを観光する。腹一杯の朝食の後、ホテルの両替所で100ペソ紙幣を20ペソ紙幣×5に替えてもらう。本来なら断られるところだが、その愛想の良さに驚く。

 今日もR-1でバスターミナルへ。バスタ・カンクンからトゥルム方面に向かう。「エクスプロール」「エクセルハ」など、大きなテーマパークの連続に驚嘆する。トゥルムまでの道に沿って、どこまでも大中小のテーマパークが連続するのである。

 トゥルム着12時着。遺跡までチキトレインがあるが、サトイモ入道は慎重に日陰を選びながら、徒歩で遺跡に向かう。10分で入口にたどり着いた。
トゥルム
(トゥルム、城塞とカリブ海の光景)

 トゥルムの風景は、驚くほど沖縄のグスクに似ている。石を丹念に積み上げた城塞の遺跡に、さわやかな風、青い海の大きな波が迫る絶景は、昨年6月と8月に訪れた沖縄のグスク群をハッキリと思い出させてくれる。荒唐無稽ではあっても、古代の沖縄とマヤのつながりを思うほどである。

 ここでもたくさんのイグアナに遭遇。遺跡近くの店でランチ、コロナビール3本。魚のタコスで満腹すると、「おやおやすっかりメキシコ人に同化してきましたな」の実感が深い。
コロナ
(メキシコなんだから、やっぱりコロナ)

⑤ 4月15日(土)
 ホテルを10時半発。イスラ・ムヘーレス行きの船着場まで歩くことにする。車道を挟んで向かい側の土産物屋の異様に元気なオバサマに、何としてでも立ち寄るように声をかけられる。無視してそのまま突進し、10時55分、船着場に着いた。

 11時、イスラ・ムヘーセス行きの船が出航。ガラス越しに見ても、カリブ海は余りに美しい。「アクアマリン」という宝石があるが、カリブ海は無数のアクアマリンを敷き詰めたような色彩の海なのである。

 イスラ・ムヘーレス着、11時半。この島は「ゴルフカートで回る」というのが定番のようで、どこもかしこもゴルフカートの渦である。止める場所がなくて苦労しそうだが、まあ定番なら定番で致し方ない。

 しかしワタクシは、やっぱり意地でも徒歩派。観光する時はいつでも、徒歩ほど楽しいものはない。ひたすら歩き回る。ふと店を発見する。何でもいいからビール。それ以上の幸福があるだろうか。
SOL
(海岸の店で、メキシコビール「Sol」3本を飲み干す)

 海岸の店で心地よい海風に吹かれながら、メキシコの代表的ビール「Sol」を3本。メシはやっぱりメキシコらしく「ナチョス」にする。ただしナチョスもSolも、味がイマイチ。詳細は後日詳述する。

 14時半の船で帰る。再び海の色に驚嘆。「神秘」といえば陳腐、「抽象的な青」といえばオカタすぎ。とにかくこれほどキレイな海は見たことがない。本日1枚目の写真を、とにかくもう一度見てくんろ。

 この世の水でこれほど美しい水はないというか、人が考えるブルーというもののなかで、これほど澄んだブルーは考えられないというか。ただし、甲板で盛り上がっているメキシコ音楽のオジサマがうるさすぎる。
カリブ海4
(カリブ海。イスラ・ムヘーレス付近で)

⑥ 4月16日(日)
 カンクンのホテルをチェックアウト。いよいよキューバ入国を目指す。

 カンクン空港の航空会社カウンターで、キューバ版ビザ「ツーリストカード」を購入する。アエロメヒコでもInterjetでもOK、250メキシコペソを払って、あっけないほどカンタンに終わってしまった。

「キューバ入国って、物凄くメンドーな手続きが必要で、コワい係官に長時間にわたって小突き回されなきゃいけないんじゃないか」と覚悟していたから、このあっけなさに返って茫然とする。

 空港内のカフェでツーリストカードに必要事項を記入して、これでキューバへの出発の準備が整った。LCC「Interjet」で1時間、無事ハバナに到着。ヒコーキは着陸寸前にスコールに遭遇、着陸やりなおしを余儀なくされたが、2度目で着陸に成功。機内に大きな拍手がわきおこった。

 明日は「キューバ・ハバナ編」。ハバナ滞在5日間の概略を記すことにする。

1E(Cd) Quincy Jones:SOUNDS … AND STUFF LIKE THAT!!
2E(Cd) Courtney Pine:BACK IN THE DAY
3E(Cd) Dieter Reich:MANIC-“ORGANIC”
4E(Cd) Tuck & Patti:AS TIME GOES BY
5E(Cd) Candy Dulfer:LIVE IN AMSTERDAM
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